2013年上半期ドラマは、「九家の書」(上左)、「チャン・オクチョン、愛に生きる」(上右)などフュージョン時代劇と、「その冬、風が吹く」(下左)、「職場の神」(下中央)などのリメーク作が人気を集めた。|KBS、MBC、SBS提供

 

[スポーツソウルドットコム|キム・ハンナ記者] 今年上半期の韓国ドラマは‘フュージョン時代劇’と‘日本ドラマのリメイク作’に分かれた。
娯楽的な要素だけを強調せず、社会批判的な視線を加え視聴者たちの共感を得たが、大ヒットの‘国民ドラマ’は誕生しなかった。


◆フュージョン時代劇のブーム
上半期には時代劇がブームになった。昨年MBCドラマ「太陽を抱く月」をきっかけに吹いてきた時代劇熱風は、今年KBS2TV「田禹治(チョンウチ)」、MBC「天命」、「九家の書」、SBS「チャン・オクチョン、愛に生きる」などに続いた。
特徴は、それぞれのドラマが歴史的考証ではなく、楽しさと差別化に焦点を合わせた‘フュージョン時代劇’を前面に掲げた点だ。


「チャン・オクチョン」は、これまで悪女に描かれた‘チャン・ヒビン’を優しい純情女として表現し、「口家の書」は、九尾狐(クミホ)という伝説をネタにして風変りな楽しさを披露した。「天命」も‘朝鮮版逃亡者の物語’という副題を掲げ、既存の時代劇とは違ったコンセプトで線を引いた。


残念なところは、数々の時代劇の中で視聴者たちの心を捕らえた作品は「馬医」と「口家の書」くらいに留まったことだ。「口家の書」もイ・スンギとスジの出演で注目を浴びることには成功したが、自己最高視聴率(ニールセンコリア集計)が19.5%を記録し、20%を超えなかった。


それにも時代劇の熱風は下半期にも続く見通しだ。KBS2TVの「刀と花」が期待の中で幕をあげたし、また、MBCも「口家の書」の次回作に時代劇の「火の女神チョンイ」を選択した。
'コップの中の嵐'に過ぎなかった時代劇熱風が、今年下半期には視聴者たちの愛を背負って確実な実を結ぶことができるか。世間の関心が高まっている。

 

リメイクドラマは、国民情緒が似ている日本の作品から歴史上の人物、興行に成功した映画までさまざま。映画「7級公務員」をリメイクしたMBC「7級公務員」(上左)、歴史人物‘ホジュン’を描いたMBC「亀巌ホ・ジュン」(上右)、SBS「チャン・オクチョン、愛に生きる」(下)| 提供 MBC、SBS

 

◆‘どこかで見たような気がする’、リメイク作のブーム
上半期ドラマのもう一つの柱は‘リメイク作’だった。韓国と感性が似ている日本ドラマをはじめ、歴史上の人物、興行に成功した映画までリメイク分野もさまざま。


SBS「その冬、風が吹く」はTBSドラマ「愛なんていらねえよ、夏」を原作に、KBS2TV「職場の神」は日本テレビの「ハケンの品格」を、現在放映中のMBCドラマ「女王の教室」は日本テレビの「女王の教室」をそれぞれリメイクし作品た。日本ドラマが原作という共通点がある。これらの作品は、原作を阻害せず完成度を高めることに成功し、人気を集めた。


「その冬、風が吹く」はチョ・インソン&ソン・ヘギョというトップスターたちの熱演とノ・ヒギョン作家特有の感性が加えられ、日本に逆輸出する収穫を得た。
「職場の神」は、非正規職の問題をコミカルながらも真剣に描いて視聴者の共感を引きだした。キム・ヘスのコミック俳優としての再発見という成果もあった。
「女王の教室」は視聴率の不振から脱出できない状況だが、コ・ヒョンジョンをはじめとする子役俳優たちの安定した演技と、現実をひねるセリフなどでマニア層が形成されている。


しかし、下半期に放映を控えたり、製作を準備したりするドラマの中でこれといったリメイク作品はなく、リメイク現象は停滞すると見られる。

 

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