[スポーツソウルドットコム|オ・ヨンギョン記者] 韓国第1の港湾都市‘釜山’が、年中最も華麗な色に染まる時がやってきた。
韓国を始め、海外のスターたちが一つの場所に集まる映画の祭典『第17回釜山国際映画祭』が明日(10月4日)開幕する予定だ。
今年の『釜山国際映画祭』は、10月4日から13日まで十日間、釜山・海雲台(ヘウンデ)と南浦洞(ナムポドン)という町の一帯で行われ、更には、毎年の恒例でもあるスターたちの大挙参加により、お祭りを華やかに飾る予定だ。
まず、開幕式の司会を仕切ることになった韓国の国民俳優のアン・ソンギと、映画『ラスト、コーション』、『晩秋』などで名を上げている台湾女優のタン・ウェイが、映画祭の始まりを知らせる役割を担当した。特にタン・ウェイは、釜山国際映画祭史上、初の外国人司会者となり話題を呼んだ。
第17回釜山国際映画祭には、イ・ビョンホンやチャン・ドンゴン等の韓流スターらが大挙参加することになった。|スポーツソウルドットコムDB |
◆韓国のスター、「紳士の品格」チャン・ドンゴンから「ワールドスター」イ・ビョンホンまで
今回の映画祭には、ひとつの場所でなかなか会うことのできない“韓流スター”が大挙参加、更にチャン・ツィイ、セシリア・チャンとの共演で今最も注目されている俳優のチャン・ドンゴンを始め、映画『光海、王になった男』のプロモーションのために、カナダから一時帰国したイ・ビョンホン、それにソ・ジソプまで、韓国の大物俳優らが釜山を訪ね、場を輝かせるつもりだ。
海雲台や南浦洞の野外ステージでは、舞台挨拶ために訪ねてくる俳優陣もみることが出来るのでひとつの楽しみになっている。
今年大ヒット作の映画『泥棒たち』のチョン・ジヒョン、キム・ユンソクが釜山を訪ねる予定であり、俳優ハ・ジョンウの演技が大好評となった『犯罪との戦争』出演陣を始め、『後宮』、『ウンギョ』などの俳優陣も観客との時間を設けている。
そして今回の映画祭には、俳優では無く、制作者、監督、審査委員として参加するスターらも少なくない。
俳優のユ・ジテは、初の演出作『マイ・ラティマ』で、女優のユン・ウンヘは初めての短編映画『編み』が本映画祭で公式的に招待され、監督資格として訪問する。
また、この間招集解除により、社会人となった俳優のキム・ナムギルは、映画『アンサンブル』の制作者として、チョン・ウソンはNEW CURRENTS部門の審査委員として参加することになった。
他に、映画『ジャッカルが来る』で息を合わせた女優のソン・ジヒョと俳優としても活躍しているJYJのキム・ジェジュン、『オオカミ少年』で演技変身が期待されているソン・ジュンギ等も釜山を訪ね、映画祭を訪問する観客らに大きな楽しみを与える予定だ。
また、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した映画『PIETA』のキム・ギドク監督も‘観客との対話’コーナーを準備しており、『PIETA』のエピソード等が聞ける絶好のチャンスもある。
今回の釜山国際映画祭を訪問するアジアスター女優のタン・ウエイ、セシリア・チャン、チャン・ツィイ(左から)|スポーツソウルドットコムDB |
日本の俳優たちもこの映画祭に参加する予定だ。
映画『るろうに剣心』の主演の佐藤健、『Like Someone in Love』の加瀬亮と奥野匡、『家族の国』の井浦新等の俳優たちが釜山を訪ねる。
第17回釜山国際映画祭の各出品作は、映画の殿堂をはじめ、釜山市内の7カ所の劇場、27カ所の上映館で行われる予定だ。
今回の映画祭には総75カ国からやってきた304本の映画が上映されることになった。