朴槿惠大統領の新年記者会見、3大キーワードは「民生・経済・安全保障」
入力 : 2014-01-06 14:15:30 / 修正 : 2014-01-06 14:15:30

 

朴槿恵(パク・グネ)大統領は6日午前、靑瓦臺(チョンワデ:大統領官邸)春秋館で就任後、初の記者会見を開いた。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|オ・ギョンヒ記者] 朴槿恵(パク・グネ、61)大統領が6日、就任後初の記者会見を開き、国政運営の構想を明らかにした。朴大統領は同日午前、大統領府(靑瓦臺(チョンワデ:大統領官邸)での新年記者会見で、「政権2年目を迎え、今年の経済革新3ヶ年計画を実践し、“国民の幸福時代”を開く」と約束した。


この日朴大統領が明らかにした政権2年目の国政運営構想のキーワードは、「民生・経済・安全保障」。
まず、朴大統領は「経済の革新3ヶ年計画」を立て▲公共部門の改革▲創造経済▲内需の活性化などを重点的に推進することにした。朴大統領は「コレール(KORAIL:韓国鉄道公社)の事例で明らかになったように、多くの公的機関での効率性と競争力を落とす放漫経営と雇用世襲が、長期間行われてきた」とし、「鉄道の改革を皮切りに、今年、公共部門の正常化改革が本格的に始まるはず」と述べた。


経済革新だけに「安全保障」分野も重要な課題。朴大統領は「最近、北朝鮮のナンバー2だった張成沢(チャン・ソンテク)の処刑などで、南北関係はこれまで以上に予測不可能な状況」と述べつつ「大韓民国が世界的にもう一段階跳躍するためには、南北の対立と核の脅威などから抜け出し、韓半島(朝鮮半島)の統一時代を開くべきであり、そのための準備にしなければならない」と強調した。
このため、「政府は、周辺諸国と緊密に協力し、北朝鮮の核能力の高度化を遮断、北朝鮮の核の完全廃棄のために、さまざまな方策を模索する」と述べた。続いて「人道援助と民間交流も拡大する」としながら「昨年、失敗に終わった離散家族の再会がお正月を迎えて、実現できることを期待する」と付け加えた。


特に朴大統領は「国民の幸せと国家の発展が好循環するように、国政を運営したい」と強調した。彼女は「世代ごとに抱えている入試・就職・住宅・保育・老後の5大不安を解消するために、最善を尽くしたい」と述べ、「国民一人一人の能力を積極的に開発することができる環境を作るために、小中高生は自由学期制と進路職業教育を、大学生には創業に親和的な教育を拡大し、経歴断絶女性、退職者には生涯学習の機会を十分に提供する」と語った。

 

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