“セクシーさ”をコンセプトに掲げ、3日にカムバックしたガールズグループGirl's Dayを皮切りに、Dal★Shabet、RAINBOWのユニットRAINBOW BLAXXが1月の歌謡界で「露出戦争」を予告している。|提供 ハッピーフェイスエンターテイメント、ドリームティーエンターテイメント、 DSPメディア |
[スポーツソウルドットコム|ソン・ジヨン記者] 「今回のコンセプトですか?セクシーです!」
新年早々からガールズグループの熾烈な「セクシー戦争」が始まった。1月初めの厳しい冬の天候とは無関係に、白い肌を思い切り露出しながら妖艶な眼差しでカメラを見つめるガールグループの予告写真が連日、ネット上で話題になっている。
美しくてあどけないルックスのガールグループのメンバーたちが網タイツ姿で、あるいは浴槽に横たわってカメラを強烈に見つめている写真は、セクシー極まらない。甲乙の付け難いほど、すべてをガールズグループのメンバーたちがすらりとしたボディと派手なルックスを誇っているのだ。
しかし、彼女たちが打ち出した“武器”というものが見られるように、若さを前面に押し出したシンプルな露出であるか、あるいは時流に沿って行くための避けられない露出であったかと思うと、舞台が公開される前に心配が先立つ。
セクシーコンセプトでカムバックするガールズグループは、代表的に3チーム。3日、3thミニアルバム「Somthing」で初の扉を開いたGirl's Dayを皮切りに、8日にカムバックするDal★Shabet、今月末にカムバックを予告して順次的にメンバーを公開するRAINBOWのユニットグループ、RAINBOW BLAXXがその主人公。
昨年に独特なダンスで人気を博した4人組ガールズグループGirl's Day。3日のショーケースを皮切りに、3thミニアルバムのリード曲『Something』で本格的な活動を開始した。|©ドリームティーエンターテイメント |
「セクシー戦争」の最初の扉を開いたガールグループGirl's Dayは、昨年発表した『期待して』と『女性大統領』でもセクシーなコンセプトで愛されたが、今回はさらに破格的なイメージを前面に出す予定だ。
Girl's Dayは3日午後、真っ赤なスカートで強烈なパフォーマンスを披露しながら、KBS2「ミュージックバンク」でリード曲『Something』で成功的なカムバック舞台を見せた。
Girl's Dayは、地上波カムバックに先立って開かれたカムバックのショーケースで、「今年の目標は、地上波3社の音楽番組での1位とCM20本を撮ること」と力強い目標を明らかにした。メンバーたちはこの日、それぞれ自分自身のセクシーな体の部分について、「セクシーな脚が自慢」、「私は全身の全てが自信」などの刺激的な発言もはばからず、今回のアルバムのコンセプトについて自信感を存分に示した。
8日、ミニアルバム「B.B.B(Big Baby)」でカムバックするDal★Shabetの予告写真。Dal★Shabetは、浴槽を背景にした不思議な写真でネット民の間で話題を集めた。|©ハッピーフェイスエンターテイメント |
新しいミニアルバム「BBB(Big Baby Baby)」でカムバックするDal★Shabetも、Girl's Dayに負けないための準備を十分したようだ。彼女たちは浴槽を背景にした不思議な予告写真を公開して期待感を高めた。
Dal★Shabetは昨年、『私の脚を見て』を通じてスカートを脱ぐような挑発的な振り付けで話題を集めた。しかし、音源成績では物足りなさがあった。これを受けってDal★Shabetは今年、“ヒット曲製造機”と呼ばれる有名作曲家と手を組んで音源チャートの征服に挑戦する。
しかし、音源よりも、より一層目を引くのは、彼女たちの予告写真だった。
所属事務所によると、Dal★Shabetは今回のアルバムのコンセプトを“露出のないセクシー”にした。予告写真を見ると、メンバーたちの衣装は露出を制限しながら夢幻的な感じを演出した。デビュー3周年を迎え、清純なイメージを脱ぎ捨て、メンバー全員の女性美を強調したというのが所属事務所の説明だ。
公開された写真で、Dal★Shabetのメンバーたちは、ボディラインがそのまま引き立つボディスーツを着ていて、露出しなくても十分に刺激的な感じを醸し出す。そこに浴槽に横たわって濡れた髪と妙な表情をしている。脚の露出は放棄していない様子だ。
最後に、今月末にカムバックを控えているRAINBOW BLAXXは“盗撮”をコンセプトにした。タイトルも「R19セクシー」。公開された予告写真もメンバーたちの顔ではなく、ボディを撮った写真が公開。
今月末にカムバックを予告したRAINBOWのユニット、RAINBOW BLAXXの予告写真。タイトルは、「R19セクシー」だ。|©DSPメディア |
3つのチームはそれぞれ、さまざまなパフォーマンスと音楽的な色を前面に出しながら、「セクシー」を武器に勝負に乗り出す。しかし、今回“セクシー戦争”を宣言したガールズグループの競争が何か寒く感じられる理由は、“清純”あるいは“セクシー”の二種類で画一化されていく韓国歌謡界を見せているからだ。
いわゆる少女時代や2NE1、SISTARのトップ・アイドルのように、3つのチームは“トップ”に上がることができなかった。長くないアイドルグループの寿命で3年目という重要な時期を逃さないという彼女たちの勝負が、「歌姫の3集 = セクシーに変身」という風に変わっていく現実がなんか寂しい。
写真の中の美しいメンバーたちの眼差しが、悩殺であるより、“今回は必ず...”というメッセージを込めているようで、真冬の1月がさらに寒く感じられる。