[インタビュー①] 進撃するZE:A!!「3年以内に東京ドームに立つ!」
入力 : 2013-11-05 17:58:39 / 修正 : 2013-11-05 17:58:39

 

9人の完全体になったZE:Aが来日した。来月に日本ツアーと新アルバムの公開を同時に行い、その精力的な活動ぶりを久々に日本のファンに披露する予定。今回のインタビューでメンバーのドンジュンとヒョンシクは、韓国でのスケジュールのため、参加できなかった。|スポーツソウルジャパン・幸田匠

 

[スポーツソルジャパン|安・ビョンチョル] ZE:Aが来た。9人の完全体としての来日は約2年ぶり。来月に日本ツアーとニューアルバムの公開を同時に行い、その精力的な活動ぶりを久々に日本のファンに披露する予定だ。「3年以内に東京ドームに立つ」と大きな目標を明らかにして日本での進撃を準備する9人9色のZE:Aを<スポーツソウルジャパン>が10月30日、東京都内で直撃インタビューした。


●タイトル曲が変わった理由は?
最近のアイドルグループの内、最も忙しいチームを挙げればZE:Aの名は必ずリストアップされる。色とりどりのメンバーの個性がキラキラと光り、ドラマはもちろんバラエイティ、ミュージカルなど領域を問わず“超売れっ子”になっている。

 

ZE:Aのヒチョル(左から)、グァンヒ、ジュンヨン、テホン。|スポーツソウルジャパン・幸田匠

 

メンバーたちの活躍で2010年デビュー以来最高の人気を迎えているZE:Aは、さらに今年の夏、ミニアルバム「Illusion」を発表して約2年ぶりに9人組“完全体”としてのカムバックを果たした。タイトル曲『The Ghost Of Wind』は、発表と同時に韓国の各種の歌謡チャートで上位に上がった。洗練されたリズムと壮大なオーケストラで片思いをする男の切ない感性を上手く表現したという評価で、カル群舞(メンバー全員の振り付けが完全一致すること)やジャンプなどの華麗なパフォーマンスはさらにファンを魅了した。しかし、今回日本発売アルバム「Illusion」のタイトル曲は「STEP BY STEP」に決定。


「派手なダンスとパフォーマンス、壮大なサウンドで表現された『The Ghost Of Wind』は、韓国だけでなく、多くの日本のファンも愛してくださいました。日本のアルバムのタイトル曲に遜色のない曲ですが、夏という季節的要素を念頭に置いて作られた曲です。秋が深まっていく今の時期には『Step by Step』がよく似合うと判断して、日本でのタイトル曲にしました」


『Step by Step』は、聴けば聴くほど何度も聴きたくなる強い中毒性が特徴。特にパステル系のステージ衣装とZE:A特有の清涼感に溢れる音色が軽快なリズムの曲の雰囲気と絶妙のバランスを取り、ファンだけでなく大衆からの支持も大きかった。


「『Step by Step』は、片思いの女性に勇気を持って告白する瞬間を表現した曲です。秋の雰囲気にピッタリな可愛らしさと軽快なリズムが特徴で、きっと日本のファンの方も喜んでお聞きしてくださると思います」

 

ZE:Aのミンウ(左から)、シワン、ケビン。|スポーツソウルジャパン・幸田匠

 

●「人気秘訣?9人の男性がいることです」
2010年9月にアルバム「ZE:A」で日本デビューしたZE:Aは、同アルバムでオリコンデイリーチャート3位占め、成功裡に日本へ安着した。同年12月リリースしたシングルアルバム「ラブレター」はオリコンデイリーチャート2位まで上がり、2011年の初のツアーでは8000人を超えるファンが殺到した。約2年間の成果としてはその勢いが恐ろしいほど早い。人気の秘訣を聞くとZE:Aは、ZE:Aというグループの多様性を挙げた。


「ZE:Aは9人で構成されたグループです。9人全員がそれぞれの個性を持っているため、他のアイドルグループよりも個別活動が多いです。ユニークなメンバーたちがさまざまな分野でその存在感を発揮しているし、多くの人々に愛されています。それがZE:Aをまた呼んでくださる理由ではないかと思います。個別活動を通じてはメンバー個人の魅力を、グループの活動を通じては個別活動とは違う新しい姿を見せようとしています。よく分からないですが、多くのファンの方からはこのようなZE:Aのさまざまな姿が魅力的だと言われました」


グァンヒの説明通りにZE:Aは活発に個人活動を行っている。ドラマ、バラエイティ、ミュージカル、MCなど段々活動領域を拡大している。デビュー初期には個人の認知度を高めるための戦略的な方法だったが、今やキラキラと輝く独特の個性で確実な存在感を出している。しかしZE:Aは9人として活動する時が最も安心されると口をそろえて語った。


「個別活動やチーム活動、それぞれメリットとデメリットがあると思います。個別活動は、メンバー個人の認知度を高めることに大きな役割をしました。また、演技やミュージカル、バラエイティなどに関心のあるメンバーたちが自分たちの特色に合わせて夢に挑戦する機会にもなっています。しかし、どうしても一から十まですべてのことを自分が責任を負わなければならないので、その分負担も大きいという欠点があります。しかし、チーム活動は、メンバーが多くて移動が大変であることを除けば、メンバーが一緒に居てお互いに助け合いますので、プレッシャーも少なく、特に寂しくないのが一番嬉しいです」

 

ZE:Aのグァンヒ(左から)、ミンウ、テホン。|スポーツソウルジャパン・幸田匠

 

●「SMAPのようなグループになりたい」
ZE:Aは11 月 27 日の東京国際フォーラムでの公演を皮切りに、大阪・名古屋・福岡の 4 都市を回る「2013 ZE:A『illusionist』Japan Tour」を開く。しかしZE:Aはツアー以外にもファンと会う機会をできるだけ増やしていきたいと話した。


「東京、大阪、名古屋、福岡でコンサートを開いてファンにあいさつする予定です。僕たちは毎回公演をしているが、いつも前の公演よりも一段階アップグレードされた姿を見せたいと思って努力しています。今回の公演では、ライブに重点を置いたステージを披露しようとしています。今までよりダイナミックで壮大な音楽を見せることができると思いますので期待してください。また、時間と機会があれば日本各地でファンミーティングやサインなどを開いて、より多くのファンの方と会うことも計画しています」


日本のアーティストの中でロールモデルを聞くと、ZE:Aのメンバーみんなは躊躇なくSMAPを挙げた。個人の色を生かしながらもチームとして国民的な愛を受けるSMAPにZE:Aは、自身たちの目指す未来を見つかったようだ。


「日本に来るたびにSMAPさんのご活躍を実感しています。デビューから20年が過ぎたにも関わらずメンバー全員があらゆる方面で大活躍をしているし、アイドル歌手としても大きな愛を受けておられます。“国民アイドル”という言葉はSMAPさんのことを表するために作られたと思われるぐらい、日本でのSMAPさんの人気はものすごいですね。SMAPさんを見ると、いつかZE:Aが進むべきの道を提示してくださっているようで、SMAPの先輩を見ながらもっと努力しています。まずは、東京ドームに立ちたいです。すぐには無理ですが、必ず3~5年以内で東京ドームに立つZE:Aの姿をみなさんにお見せします」


国民アイドルに成長していくZE:Aの姿がますます気になる中、9人の完全体として日本活動に乗り出す彼らのこれからの活躍も注目しなければならない。ZE:Aは、11月 27 日、渾身の最新アルバム『illusion』をリリースすると同時に「2013 ZE:A 『illusionist』 Japan Tour」を始める予定だ。

 

9人の完全体になったZE:Aが来日した。来月に日本ツアーと新アルバムの公開を同時に行い、その精力的な活動ぶりを久々に日本のファンに披露する予定。|スポーツソウルジャパン・幸田匠

 

 

(今回のインタビューでメンバーのドンジュンとヒョンシクは、韓国でのスケジュールのため、参加できませんでした) 

 

[インタビュー②] 進撃するZE:A!!「SMAPのように国民アイドルになります!」

 


 

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