JYJ ジェジュン、“ビジュアル” + “実力派ロッカー”の再発見
入力 : 2013-11-04 10:29:35 / 修正 : 2013-11-04 10:29:35

 

ジェジュンは2〜3日の二日間のアジアツアーソウル公演を開き、ロッカーに変身した。|©C-JeSエンターテイメント提供

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] "ロック"は、アイドル出身には乗り越えることができないジャンルとされた。しかしもう一人のアイドル出身のロッカーが誕生した。韓流スターJYJのメンバー・ジェジュン(28)がその主人公だ。

 

ロックに対する偏見と闘いながら、先月29日に初の正規ソロアルバム「WWW」を発表した彼は3日、ソウル三成洞(サンスンドン)コエックスでアジアツアーソウル公演を開いた。同公演でジェジュンは偏見を破ってロッカーとしての可能性をはっきり印象付けた。ビジュアルと実力を備えた次世代のロッカーが誕生したという評価だ。

 

ロッカーに変身したジェジュンを見るために全世界7千人のファンが集まった。|©C-JeSエンターテイメント

 

同日午後6時の公演開始前、全世界から集まった7000人のファンはJYJのジェジュンではなく、ロッカーのジェジュンがステージに上がることを待っていた。真っ赤なライトスティックを振りながらジェジュンの名前を連呼し、開始前から公演場の雰囲気は熱かった。


強烈なビジュアルが魅力的なオープニング映像とイントロが終わった後、カプセルに乗って空からジェジュンが降りてきた。正規アルバムの収録曲『9+1#』をはじめに『バタフライ』、『ロートンラブ』まで、ジェジュンは休まず熱唱し続けた。その彼の努力で公演場の雰囲気はすぐに盛り上がった。『キスB』、『Now is good』、『Don't walk away』などでの高音もスムーズに歌い、現場のファンを熱狂させた。

 

ジェジュンがファーコートに革パンツをマッチし、ロッカーのファッションを完成した。|©C-JeSエンターテイメント

 

ビジュアルは完璧だった。ジェジュンは黒のファーコートにレザーパンツをマッチし、ロッカーのファッションの真髄を披露した。また他のステージでは、ニットに引き裂かれたホワイトパンツをコーディネートして、“やわらかいカリスマ”を発散したり、薄紫色のジャケットと黒のジーンズで中性的な魅力も見せた。強烈なスモーキーメーキャップと、ネックラインに乗って流れる汗はセクシーそのものだった。


ファンに向けたサービス精神は、素晴らしかった。時々に上着を脱衣して現場のファンを熱狂させたり、強烈な眼差しが加わった表情とジェスチャーは、女性ファンたちの心を強打するのに十分だった。ファンに渡す挨拶や雰囲気を主導コメントも魅惑的だった。ある女性ファンは、「マネキンのような姿だ。人形じゃないですよね」などの感嘆詞を連発し、ロッカーに変身したジェジュンのビジュアルに口をつぐむことができなかった。

 

ジェジュン(左)。|©C-JeSエンターテイメント

 

ソロ正規アルバムタイトル曲『Just Another Girl』を最後に公演は終わったが、現場の観客たちは席をはずさずにジェジュンの名前を叫んだ。すると、ジェジュンは、より強烈なロック音楽を持って、またステージに立った。今年2月に発表したミニアルバムの収録曲『Mine』で再び会場をロックの熱気で埋め尽くした。 2時間のコンサートを率いて舞台を縦横無尽した彼だったが、まだロックスピリットは強烈だった。

 

ロッカーに変身したジェジュンは2〜3日の二日間のアジアツアーソウル公演を終えて日本へ行く予定だ。|©C-JeSエンターテイメント

 

公演前の記者懇談会でジェジュンは、ロックにこだわる理由について、「引き止めている人もいて、推薦する人も多かった。ロックは幼い頃から好きだったが、専門的に挑戦しようとするには無理ではないかと思った。それでも一度くらいは挑戦してみても悪くないと思った。ロックといっても、ヘビーでハードなものだけがあるのではなく、軽い曲もあるということをファンに知らせたくて、正規アルバムを持って出てきた」と拳を握った。
ジェジュンの願いは通した。現場を埋め尽くしたファンはもちろん歌謡界関係者たちもジェジュンの隠されたロックスピリットに感心した。アイドルという偏見を乗り越え、ビジュアルと実力を備えたロッカーとして再誕生したジェジュンの次の歩みに拍手を送った。


ジェジュンは、「突然ロック音楽と公演を準備したが、楽しみながら応援してくれて感謝します。笑いながら公演を終えることができるようです」とし、「このような良い夜に皆さんと一緒にすることができて、本当に感謝します。愛してます」とファンに挨拶した。


2時間を越える公演を単独で満たしたロッカージェジュン。彼と彼の音楽が再発見される瞬間だった。

 

 

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