映画「同窓生」のT.O.P、「キャラクターのために1年間外部と接触を避けた」
入力 : 2013-10-30 14:18:00 / 修正 : 2013-10-30 14:18:00

 

映画「同窓生」の主演を努めた歌手兼俳優のT.O.P(BIGBANG)。|撮影:ナム・ユンホ記者

 

[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 歌手兼俳優として活動するBIGBANGのT.O.P(実名:チェ・スンヒョン)が、主演作映画「同窓生」での撮影エピソードを公開した。


29日、ソウル・支路一(ウルチロ)にある東大門・MEGABOXでは、映画「同窓生」(監督:パク・ホンス)のメディア試写会が行われた。
会見でT.O.Pは「アクションシーンのため、本格的な撮影に入る前に約4ヶ月ほど武術訓練を受けました。撮影期間中にも1日4時間くらいは武術練習をしました」と体力的に厳しかった撮影記を打ち明けた。
彼は劇中で、妹の命を守るためにスパイとなり、北朝鮮から南派されるリ・ミョンフン役を演じる。この映画で銃撃シーンをはじめ、タフな格闘シーンなどに挑戦したT.O.Pは、「ある時は武術練習をしないで撮影に行って、事故に遭ったこともありました。怪我はしましたけど、すてきな場面を作ってくださった監督、スタッフの方々に感謝します」とありがたい気持ちを伝えた。

 

 

 

「映画のために参考したキャラクターや作品は?」と尋ねると1997年作のアメリカSF映画「ガタカ(Gattaca)」(監督:アンドリュー・ニコル)と2001作「A.I」(監督:スティーヴン・スピルバーグ)の各キャラクターを研究したというT.O.Pは、「リ・ミョンフンという人物を表現するために、人間のアイデンティティを描いた作品をたくさんみました。何か言えない事情がある人物にみせたいと思ったんです。作品を準備しながら、1年くらいは外部との接触も避けていました」と打ち明けた。
さらに、「北朝鮮のスパイについていろいろと勉強しました。映画の構図とキャラクター上、北朝鮮の訛りのアクセントは生かしながら、ソウル語か北朝鮮語か区別がつかないように表現することが大変でした」と述べつつ「独特なキャラクターを作ろうとしました。リ・ミョンフンとして生きたいけど、カン・デホ(劇中韓国で使う人物名)でしか生きられない運命をみせたいと思いました。そういう苦悩をみせるために努力しました」と作品に対する愛情をみせた。


一方、T.O.Pをはじめ、キム・ユジョン、ハン・イェリ、ユン・ジェムン、チョ・ソンハなど、実力派俳優陣たちによるキャストが際立つ映画「同窓生」は、来る11月6日から韓国で公開される。

 

 

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