公開録画に訪れたファンと記念撮影! 左からユネ、ジェギョン、ウリ、ノウル、ヒョニョン、スンア、ジスク。| © 新大久保コリアンタウン ホットガイド |
年下のジスクはよく年上のウリにちょっかいを出す。グループのなかでの掛け合いを分析するとより楽し!|© 新大久保コリアンタウン ホットガイド |
本日(10月21日)23時からの「韓ラブ」(BS11)に韓国ガールズグループのRAINBOWが登場する! しかも2週連続で。 ぜひともお見逃しなく! これはホントにオススメです。筆者自身も撮影現場を目にしたが、この7人組、収録中に撮影スタッフ、ギャラリーに猛烈な姿を見せ付けたからだ。 "通訳なしで現場のスタッフ、ギャラリーを笑わせ続ける" 番組タイトルもずばり、こうだ。 「乱れまくり!? RAINBOW狂喜乱舞スペシャル」 9月下旬の東京での単独ライブ後に都内大久保のK-SQUARE2階の「STUDIO IN OKUBO]で公開収録。これがホントにすごかった。トークと2種類のゲームにチャレンジした。とはいえ、あんまりネタバレとなってはよくないから……ここでは改めてオンエアを楽しんでいただくべく。ごくごく私的な、オタク的見解による「RAINBOWの楽しみ方」をご紹介します! さまざまな韓国のガールズグループを見ていて、とてもよくできているなと感じる点がある。日本よりも年齢による上下関係が明確なある。だから、グループの「オンニ(お姉さん)」と「トンセン(妹)」の関係がしっかりと存在している。いわゆる儒教思想の影響だ。グループ内のこの構図を理解することが、コンテンツを楽しむためのキーワードの一つになる。詳しい方はとっくにやってっしゃる「分類」でしょうが、この機会にひとつ、改めて。 分かりやすい例でいうと、RAINBOWの事務所の先輩にあたるKARA。よーく見ていくと、韓国での公式的な場面では、メンバー紹介の順番が固定されていることが分かる。ほとんどのケースで、ギュリ、スンヨン、ニコル、ハラ、ジヨンの順。年齢とキャリアによる順序だ。この点は、本人役で出演した2011年のドラマ「URAKARA」(テレビ東京系)ではおおよそこんな風に描かれていた。
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ギュリ リーダー。"長女"。スンヨン "次女"としてリーダーにも意見。
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ニコル -アメリカ育ちの「不思議系」。中間に位置し「姉妹関係」のアクセントに。
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ハラ ニコルと同年生まれ(91年)ながら、新加入メンバーのためこちらに。 ジヨン はっきりとした末っ子のキャラクター。 KARAを見ていると、ハラがちょくちょくスンヨンにちょっかいを出す。「かわいいー」といって顔をぐにゅっとつまんだり。すると「おっ、年下が先輩に仕掛けてるな!」という構図を見抜ける。しかもKARAのデビューから約1年後に新しく加わったハラが、先輩スンヨンにいくんだからなかなかのもんだなと想像・妄想する。KARAの事務所の後輩に当たるRAINBOWも同様の見方ができる。メンバーを年齢順に並べていくとこうなる。
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ジェギョン カリスマリーダー。日本語も秀逸。裁縫、絵など趣味多彩。3人ともに1988年生まれ。 ウリ クール。いっぽうでメンバーから時に「おばあちゃん」といわれる落ち着き。日本語が苦手で、この点で下からいじられる。スンア 天然キャラで全員にツッコまれまくり。
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ノウル 年上と年下に押され気味も、韓国ではメンバー有数のオモロキャラ。89年生まれ。 ユネ 上下から押されながらも、なんとか自分を主張する姿に注目! 90年生まれ。下に紹介するジスクと同い年だが、"妹ライン"の二人が強烈なキャラクターのため、こちらのカテゴリーに。
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ジスク おてんばキャラに見えて、じつは料理と掃除好きというマメな一面も。積極的な日本語で攻める。90年生まれ。 ヒョニョン 末っ子。甘えん坊&いじられキャラ。韓国では「クールに見えてハイテンションなギャグ」が持ち味。日本語がやや苦手。それでいて歌唱力でグループを引っ張る。91年生まれ。
ジェギョンの存在感、リーダーシップがよく知られるグループ。とはいえ、実はウリとスンアは同い年。寮生活のなかで、ちょっとしたケンカが起きた時には3人がリードして問題を解決する逸話が以前韓国でも報じられた。いっぽうで90年、91年生まれのジスク、ヒョニョンがインパクトの強いアクションで盛り上げる。ノウルとユネが上下に押されながらも、時に一発かます、という。KARAと同じく、年齢による「上・中・下」のラインが出来ている。じつは21日から2週続くオンエアでも、それが伺えるシーンがきっと放映されるはず! こういった目線で見れば……より楽しめます! ギャグセンス、溌剌さ、チームワークの良さ、そしてその背景にある"姉妹関係"。RAINBOWを見ればきっと日常生活のテンションが上がる! だからオススメします。
吉崎エイジーニョ