タランティーノ監督、「ポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』観てすごく驚いた」
入力 : 2013-10-12 09:00:27 / 修正 : 2013-10-12 09:00:27

 

 

クエンティン・タランティーノ監督がポン・ジュノ監督の演出力を高く評価した。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 世界的な巨匠監督クエンティン・タランティーノがポン・ジュノ監督の演出力を高く評価した。


タランティーノ監督は11日午後、釜山海雲台(ヘウンデ)“映画の殿堂”で開かれたオープントークに出席し、「ポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』観って驚いた。この映画が米国で初めて紹介された時、周りの人々から良い映画だという話を聞いた。それで観てみたが、すごく驚いた」と語った。
続いて、「僕が20年間出会った監督の中でポン・ジュノ監督は、過去のスティーブ・スピルバーグ監督の才能を持っているような人だ」とし、「LAで上映された劇場がある。そこで『殺人の追憶』と『母なる証明』を同時上映した。DVDで見た映画だが、劇場でもう一度見る喜びを享受した」と明らかにした。

 

クエンティン・タランティーノ監督は、1992年「レザボア・ドッグス」でデビューし、90年代の映画界にセンセーションを巻き起こした。彼は「パルプ・フィクション(1994年)」で大衆と評論家の好評を得、第47回カンヌ映画祭のパルムドール賞と第67回アカデミー脚本賞を受けた。その後、「キルビル(2003年)」と「イングロリアス・バスターズ」(2009年)」でタランティーノだけの独創的なスタイルを確立した。特に「ジャンゴ 繋がれざる者(2013年)」は、第70回ゴールデングローブ脚本賞を受賞し、作品性を認められた。
 

1995年に短編映画「白色人」でデビューしたポン・ジュノ監督は、「殺人の追憶(2003年)」と「グエムル-漢江の怪物-(2006年)」で記録的なヒットを果たした韓国を代表する映画監督。今年発表した映画「雪国列車」は、評論家の絶賛とともに大衆からの高い人気を獲得し、930万人という観客動員の興行記録を立てた。
 

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