5日午後、ソウル・奨忠洞(チャンチュン・ドン)にある 国立劇場のヘオルム劇場で、「第8回ソウルドラマアワード」が開催された。写真は、大賞を受賞したイスラエルの作品「Prisoners of War 2」の主演俳優アーシ・コーエン。|放送キャプチャー |
[スポーツソウルドットコム|パク・ヨンウン記者、編集:スポーツソウルジャパン|安宰範] 「第8回ソウルドラマアワード」で栄光の大賞を占めたのは、イスラエルの「Prisoners of War 2」だった。
5日午後、ソウル・奨忠洞(チャンチュン・ドン)にある国立劇場のヘオルム劇場では、「第8回ソウルドラマアワード」(司会 miss A スジ、イ・ソンジェ)が開催された。
約130分間の生放送で行われた授賞式の中、栄光の大賞を手にしたのは、イスラエル発で世界的なヒットを果たした「Prisoners of War 2」が選ばれた。
大賞が発表されると、「Prisoners of War 2」の主演俳優アーシ・コーエンは、「ます、『ソウルドラマアワード』の主催側に心から感謝します。イスラエルのドラマ代表として、ここに立つことはすごく光栄なことです」と感激の声を上げた。続いて「このドラマは、当初イスラエルの視聴者らのために制作された作品でした。しかし今は、全世界の人々が楽しんでいます。このように放送は進化しています。ありがとうございます」と感想を伝えた。
競争がもっとも激しかった作品賞シリーズ・シリアル部門では、韓国SBSドラマ「追跡者」が優秀賞を受賞した。画像内の人物は、ドラマ「追撃者」の主演俳優ソン・ヒョンジュ。|「第8回ソウルドラマアワード」放送キャプチャー |
作品賞シリーズ・シリアル部門では、スペインの「Grand Hotel 2」が最優秀賞を、韓国のSBSドラマ「追跡者」が優秀賞に輝いた。「追跡者」の主演俳優ソン・ヒョンジュは、「この賞は、今も現場で撮影を続けているチョ・ナムグク監督がもらうべきです。私はその代理としていただきます」としながら「帰ったら、スタッフや俳優らみんなにこの賞をみせたいと思います。本当にありがとうございました」と所感を述べた。
シリーズ・シリアル部門は競争が激しかった。
受賞作候補には、アメリカの「Homeland2」「Dr.HOUSE 8」、スペインの「Grand Hotel 2」、韓国の「棚ぼたのあなた」「馬医」、トルコの「20Minutes」「カラダイ(Karadayi)」など、各国のヒット作が上がっていた。
韓流作品賞部門では、MBC「アラン使道伝」が最優秀賞を、SBS「野王」が優秀賞を受賞した。「アラン使道伝」のキム・サンホ監督は、「分にすぎる賞を頂くことになりまして、何だかくらくらしています。この全ての栄光は、真夏に苦労したイ・ジュンギ君とシン・ミナさんをはじめ、すべてのスタッフらに捧げたいです」と伝えた。
韓流ドラマ男女優賞は、俳優のイ・ジュンギ(左)とmiss Aのメンバー・スジが受賞した。|ムン・ビョンヒ記者、イ・ヨンフンインターン記者 |
また、世界各国によるファン投票と韓国内オンライン投票で行われた人気賞は、東方神起のユンホが受賞した。ユンホは、スケジュールのため授賞式には出席できなかったが、映像で受賞所感を伝えた。
「韓国代表として頂く賞だと、すごく格別な意味のある賞だと聞いています。何より先輩俳優らとスタッフの方々に感謝します。とても家族みたいな雰囲気で撮影していました。まだ新人な私をちゃんとご指導してくださってとてもありがたかったし、ファンの皆さんには、僕が賞を頂く姿を見せることができて嬉しい限りです。今後、もっと機会でまたご挨拶できるかと思います。以上、新人俳優のユンホでした」とコメントした。
韓流ドラマ男女優賞では、「アラン使道伝」のイ・ジュンギ、「九家の書」で熱演したmiss Aのスジが受賞した。
イ・ジュンギは、「昨年の夏、苦労しながらMBCドラマ『アラン使道伝』を撮影しました。海外ファン方にたくさんの愛を受けて嬉しいです。韓国ドラマを、海外の視聴者にまで紹介することができて光栄です」と伝えた。
スジは「本当にありがとうございます。作品を撮る時、一緒に苦労しましたスタッフの方々、俳優の方々にこの栄光を捧げます」としながら「ファンの方が選んで頂いただけに、すごく嬉しい賞だと思います」と所感を述べた。
ドラマ「Dr.JIN」の主題歌『生きても夢のように』を歌ったJYJのジェジュンは、ドラマ主題歌賞を受賞した。|イ・ヨンフンインターン記者 |
MBC週末ドラマ「Dr.JIN」の主題歌『生きても夢のように』を歌い、同曲の作詞を手がけたJYJのジェジュンは、ドラマ主題歌賞を受賞した。彼は「ありがとうございます。こんなにたくさんの方がいらっしゃいましたね。僕が出演したドラマのOSTで賞を頂きまして、何だか妙な気分ですし、また感謝します。え~と、この曲はすごくいいと思います。自分で考えてもね。この曲を作曲してくださったイム・ドンギュン作曲家と、作詞をしてくださった、僕ジェジュンにこの栄光を捧げたいです。今日意味のあるここで、いい賞まで頂きまして本当にありがとうございます」と感想を伝えた。
今年で8回目を迎えた「ソウルドラマアワード」は、48ヶ国(中央アジア2カ国、アフリカ3カ国は、初出戦)から参加し225作品が出品され、歴代最多の出品と国数を記録した。
この日授賞式前に行われたレッドカーペットでは、人気韓流スターらの姿を見るために、韓国はもちろん、日本、中国、東南アジアなどから数百人ものファンらが集まって熱気を加えた。