俳優パク・シフが性暴行による訴訟当時の心境を語りながら、ファンに対する想いを伝えた。|提供 SHOWBOX㈱ MEDIAPLEX |
[スポーツソウルドットコム|イ・ダウォン記者] 俳優パク・シフ(35)が、これまでの心境を打ち明けながら、復帰に対する意志を示した。
先日29日、パク・シフは公式ファンカフェサイト<シフラン>には、「午前2時、アメリカで」という題名のパク・シフ本人による書き込みが掲載。これまで辛かった心境を告白した。
彼は「これまで複雑だった僕の気持ちを、一枚の手紙で全部伝えようとすると、ペンがあまり進まなくなりました。ペンを握ってから数十分、一文字も書けずに迷うこの気持ちをどう表現すればいいのでしょうか」と話を切り出した。
彼は「まず、これまでのことで大きなご心配をおかけしましたこと、心からお詫び申し上げます。あの事件以降、私はパク・シフではなく、パク・ピョンホ(実名)として家族、親戚、知人らの顔を見ることさえできなく、自分の顔を知っている世の中の人々みんなが、僕のことを悪く言っているようで怖かったです。
時間が過ぎると、それはもっと怖くなってきて、何より僕を苦しめたのは、パク・シフとして僕のことを心から支持してくださったファンのみなさまに、大きな傷をつけてしまった罪悪感と、そんな僕がまたみなさんに会えることはできるだろうかということでした。ですが、事件以降にも変わらぬ気持ちで僕のそばにいてくださったみなさまをみて、もう一度勇気を出してみたいと思いました。今回のことをきっかけに失ったこともたくさんありましたが、その一方でもっとたくさんのことが得られたことを気づきました。とても辛い時期ではありますが、一途なみなさまの想いのおかげさまで、私は耐えられましたし、勇気も出せるようにしてくださいました。嬉しい時も悲しい時も、一番先に浮かぶのは家族でしょうね。僕にはみなさまがそんな存在です。事件が終結して真っ先に行って会いたかった人も、会いたい人もみなさまですが、それができなくてこうして言わせていただきます。数千、数万回も心から叫んだ言葉。ありがとうございます。本当に心から感謝します」とファンに対する感謝の気持ちを伝えた。
最後にパク・シフは、復帰に対する意志も伝えた。
「みなさまという家族がいて、僕はもう一度夢をみることができて、世の中に出ていく準備をしようとしています。いつになるかは約束できないのですが、必ずもっと強くなった俳優として、より成長した姿で必ずお会いしたいと思います。長くて激しかった今年の梅雨みたいに僕にも激しい雨が降ってきましたが、その雨を耐え抜いただけに、土はもっと固くなっていくと信じます。その時には僕たちみんなが笑顔、明るい姿で挨拶できれば嬉しいです。その時が来るまでずっと僕の未熟な部分を満たしてくださって、引き込もうとする度に僕の手をしっかり掴んでくださって、険しい坂道で息が詰まることがあっても後ろから押してくださったみなさん。最後にもう一度、ご心配をおかけしまして本当に申し訳ありませんでした。そしてありがとうございました」
パク・シフは今年の3月、芸能人志望生のA氏を性暴行(強姦)した容疑で告訴された。その後彼はA氏との合意で告訴が取り下げられ、5月不起訴処分となった。
また元所属事務所の代表ファン氏から誣告などの容疑で告訴されたことについても、事件を担当したソウル西部地検が無容疑処分を下し、全ての関連事件が終結した。
一方パク・シフは、最近写真集撮影を終え、現在アメリカで休息中だ。