「グローバル韓流フォーラム 2013」が東京都四谷にある韓国文化院のハンマダンホールで26日、開かれた。|安・ビョンチョル記者 |
[スポーツソウルメディアジャパン|安・ビョンチョル] 駐日韓国大使館の韓国文化院と韓国文化産業交流財団が主催する「グローバル韓流フォーラム 2013」が東京都四谷にある韓国文化院のハンマダンホールで26日、開かれた。
“韓日コンテンツ共生のための協力とクゴーバル”というテーマで開催された「グローバル韓流フォーラム 2013」には約150人が出席し、基調発表と討論会が約3時間に渡って行われた。
韓国文化院のシンドンソプ院長は冒頭の挨拶で、「今年は『冬のソナタ』が放送されてから10周年になる年だ。これからの韓流のことを考えなけれなならない時期であり、また、日本との協力を強化していくところである」と今回の討論会の意義を説明した。
一部の基調発表には、韓日のコンテンツビジネスの最前線で活躍している3人の実務者、経済産業所商務情報政策局の佐合達也・課長、S.Mインターテインメントの金英敏・代表理事、KADOKAWA海外事業本部本部長室の黒須信彦・室長がそれぞれ「コンテンツ産業の現状と今後の発展の方向性」、「文化と産業の交流が導く新しい可能性」、「KADOKAWAのグローバル戦略」を発表した。
S.Mインターテインメントの金英敏・代表理事は、2000年以来、韓国での違法ダウンロードの増加によって音楽市場がだんだん縮小していく現象とIT技術の急成長を説明しながら、「YouTubeなどITを利用した海外市場の開拓にインターネットを積極的に活用し、グローバルマーケットで成功することができた」と述べた。
また、金英敏・代表理事は、ホログラムを利用したS.Mの新プロモーションを紹介しながら、「ホログラムを利用すればK-POPのSUPER JUNIORと日本アニメ“ポケットモンマスター”が手を組むことができる」と新たな韓流の方向性と可能性を提示した。
2部には、基調発表の3人以外に、韓国コンテンツ振興院の金泳徳・日本事務所長とエイベックスの谷口元・社長、韓流10周年実行委員会の横田博・委員長が加われ、韓流がより普遍的に受け入れられるための課題と進むべきの方向性、韓日の共生と協力体制の構築などを模索する討論会が行った。