海外メディア<twitchfilm>(上)と海外の有名な映画コラムリストDarcy Paquetが、ポン・ジュノ監督の新作「雪国列車」を観て絶賛した。|©CJエンターテイメント |
[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 韓国が誇る世界的な名監督、ポン・ジュノ監督(44)の「雪国列車」に向けた海外メディアの好評が相次いでいる。
来月1日に韓国で封切りを控えている「雪国列車」が22日、マスコミ試写会を行った。試写会の後、著名な海外のメディアと映画コラムリストの好評が相次ぎ、「雪国列車」に対する期待感がますます高まっている。
北米地域の最大映画専門誌<twitchfilm>と、慶熙(キョンヒ)大学校の教授で海外有数の映画祭諮問委員として活動している映画コラムニストDarcy Paquetなども映画の感想を発信した。
まず米国の代表的な映画週刊誌<バラエティー>は、「『雪国列車』は、韓国市場で『グエムル、漢江の怪物』以上の大成功を収めると予想される」との肯定的な見通しを出した後、「視覚的な美しさと華やかさで飾られた『雪国列車』は、韓国天才監督ポン・ジュノの野心に満ちた未来叙事詩で、優れた描写力や繊細なキャラクターも際立つが、何よりも観客の知的レベルを尊重するという点が印象的だった。これは、最近の映画の中でジェームズ・キャメロン監督、クリストファー・ノーラン、ギレルモ・デル•トロなどの監督の演出作を除けば、非常に見られない特性」と高く評価した。
<twitchfilm>も、「『雪国列車』は、これまで韓国の監督が作った作品の中で最も優れた英語の映画」という評とともに、「彼は、彼のゲームですでにハリウッドに勝った」とポン・ジュノ監督に対する称賛を惜しまなかった。
映画コラムニストDarcy Paquetは自分のTwitterに、「ユニークでエキサイティングな映画であり、本当に強力な映画だ。ポン・ジュノ映画の中で最高作に近い映画になるだろう」と評した。
「雪国列車」は、新たな氷河期、人類の最後の生存地域である列車の中で、抑圧と貧困に苦しむ一番後ろ車両の人々が反乱を起こし、前の車両へ前進する姿を描いた作品。クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジョン・ハート、ジェイミー・ベルなどが出演した。