マルハン、日本初の「韓流テーマーパーク」建設...総工費 100億円規模
入力 : 2013-07-09 20:13:50 / 修正 : 2013-07-09 20:13:50

 

「韓流テーマーパーク」のイメージ。|提供 マルハン 

 

[スポーツソウルジャパン|安・ビョンチョル記者] パチンコ業界の国内最大手‘マルハン’が9日、東京・帝国ホテルで記者会見を開き、韓流をテーマにした日本初の複合商業施設「韓流テーマーパーク」を大阪市浪速区で開業させると発表した。
年間来場者300万人と年間売上高50億円を期待するマルハンは、総工費100億円を投入する。「韓流テーマーパーク」の開業は来年秋に予定された。


発表によると、約14,000㎡の敷地面積をもつ「韓流テーマーパーク」は、‘Little Korea、韓流タウン’をコンセプトにした4つのエリアで構成される。韓流スターがプロデュースするファッションブランドや関連商品などが販売される物販エリアと、韓食のレストランなどが入店する飲食エリアが展開されるほか、食品エリアでは韓国からの輸入食材を販売する大型スーパーをオープンする。また、多目的ホール「K-POPホール」(仮称)を設置し、韓流スターのコンサートやファンミーティングなどを開催する計画だ。

 

マルハンの韓裕(ハン・ユ)社長。|安・ビョンチョル記者


マルハンの韓昌祐(ハン・チャンウ)会長は記者会見で、「日本と韓国の理解と信頼、友好増進のため努力してきた。韓流テーマパークはそれにふさわしい商業施設になると思い、4年前から構想してきた事業だ」と述べた。
また、同社の韓裕(ハン・ユ)社長も、「大阪地域の活性化だけではなく、日韓友好増進にも大きく貢献できるきっかけになると思う」と韓流テーマパーク建設の意義を説明した。


マルハンは現在289個の(4月時点)パチンコ店舗を運営するパチンコ業界トップ企業。昨年度の売上高が2兆1368億円で、1947年に日本に来た在日韓国人、韓昌祐会長が立てた韓国系企業だ。しかし、最近マルハンは、パチンコの人気低下や規制強化などの影響を受け、衰退に入ったパチンコ事業から総合娯楽レジャー企業への脱皮を試みている。中長期経営計画である"チャレンジ2020"を立て、パチンコ以外の事業で売上高1000億円を達成する計画だ。韓流テーマパークもこのような計画の一環として推進された事業で、マルハンの本業と位置付けるパチンコも出店されないと伝えられた。

 

「韓流テーマーパーク」のイメージ。|提供 マルハン

 

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