新大久保訪問した李丙琪・駐日大使、在日同胞社会の統合‘強調’
入力 : 2013-07-06 11:07:33 / 修正 : 2013-07-06 11:07:33

 

李丙琪(イ・ビョンギ) 大使は5日、新大久保を訪問した。|安・ビョンチョル記者 

 

[スポーツソウルメディアジャパン|安・ビョンチョル記者] 駐日韓国大使館の李丙琪(イ・ビョンギ) 大使は5日、赴任後初めて新大久保を訪問した。

 

先月に赴任した李大使は、新宿韓人発展委員会、在日本韓国人連合会、在日韓国飲食店協会、在日韓国農食品連合会、在日本大韓民国新宿支部の各団体の共催で毎月行う‘コリアンタウン・クリーン啓蒙活動’に参加し、大久保通りと職安通り周辺の道路上で不法投棄やポイ捨てされたゴミなどを掃除した。


約1時間に渡りクリーン活動を行った李大使は内外記者陳に対し、「このようなボランティア活動は韓国と日本の友好増進に貢献できると思う。また、赴任してから在日同胞らの色々な苦しさを耳にした。ボランティア活動はもちろんここの韓国民の声を直接聞きたいと思って参加した」と新大久保訪問の理由について語った。

今後の活動については、「私の役目は韓国人の心を日本に伝え、日本人の心を韓国に伝えることだ。両国民の懸け橋の役割を果たしたい。韓日関係が一日も早く改善の方向に向かうように努力する」と抱負を語った。

 

また、李大使はクリーン活動に続いて行った在日韓国団体との懇談会に参席し、「新大久保を中心に反韓デモなどが今も続いている。在日同胞の方が日本社会のため貢献し、尊敬を受ける存在になれば、韓日関係も発展すると思う。そのためには在日同胞社会が一丸になって頑張らないとならない。在日同胞社会が分裂したままでは大使館の外交力も弱くなる。これからは私が積極的に在日同胞社会の声に耳を傾けていく。在日韓国団体も力を集めて、お互いに協力してほしい」と在日同胞社会の統合のために取り組んでいく意思を打ち明けた。

 

李大使は、両国民の懸け橋の役割を果たしたいと語った。|安ビョンチョル

 

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