映画「陰密に偉大に」がウェブトゥーン(ネット漫画)を原作にした映画の中で最高興行記録を更新した。|映画「隠密に偉大に」公式ポスター |
[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 300万人の観客を動員した映画「陰密に偉大に」がウェプトゥン(ネット漫画)を原作にした韓国映画の中で最高興行記録を達成した。
10日、韓国の映画振興委員会によると、「陰密に偉大に」は公開して初の週末になる8日と9日、全国で153万6467人を動員して累積観客349万1511人を記録した。これはウェブトゥーンを原作にした映画の中で歴代最高興行記録である。これまでは、2010年、カン・ウソク監督の「苔(イキ)」が340万8144人を動員して、ウェプトゥンを原作とした映画の中で最高記録を残していたが、「陰密に偉大に」は、この記録を公開1週目で軽々と破って興行記録を新しく書いている。また、他のウェプトゥン原作映画、「26年」(296万3454人)、「隣人」(243万4099人)、「伝説の拳」(174万4537人)と比較しても圧倒的な数値を見せている。
映画関係者は、「ウェブトゥーンを原作にすると、既に公開されたストーリーと視覚的なイメージに対する、視聴者の期待を満たさないとならないという負担を抱えることになる」と述べながら、「『陰密に偉大に』は、数3億ビューを誇る累積ページビューを持ち、ネットユーザが選定した‘死ぬまでに必ず読むべきのウェプトゥン’で1位に選ばれるなど大きく期待された。こうした原作の牙城をスクリーンに完璧に再現して観客に高い支持を受けている」と説明した。
また関係者は、「一週目の成績で、『アイアンマン3』(262万5256人)、『トランスフォーマー3』(335万6316人)はもちろん、『泥棒たち』の286万6756人まで簡単に超え、堂々と歴代映画で最高興行の記録を見せている」と新記録更新に自信感を示した。