「充電器」でiPhoneハッキング、米大学チームが開発
入力 : 2013-06-25 13:46:45 / 修正 : 2013-06-25 13:46:45

 

アップルiOSに悪性コードを埋め込みハッキングができる充電儀が開発された。

 

[スポーツソウルドットコム|経済チーム] iPhoneやiPadなどアップル製品を簡単にハッキングできる充電器が開発された。

 

3日(現地時間)、米国のメディアCNNとフォーブスなどは、充電器を差し込むだけでiPhoneやiPadなどをハッキングできる技術を報道した。海外メディアによると、米国のジョージア工科大学大学院のコンピュータサイエンスに在籍している研究者らが、アップルのオペレーティングシステム(iOS)に基づいたハッキング用の充電器「Mactans」を開発したという。近いうちに公開する予定だとも付き加えた。

 

「Mactans」は、iPhoneやiPadなどに接続するとその機器内に保存されている情報が乗っ取られるように設計されている。充電開始1分で悪性ソフトウェアが侵入され、ハッキングが可能になる。研究チームの理論によると、iOSデバイスに充電器を差し込むだけで、悪性ソフトウェアのインストールとハッキングが自動的に行われるという。海外メディアは、特別な技術や装置なしに充電器だけでハッキングが可能になり、犯罪に悪用される恐れがあると伝えた。

 

研究チームは「Mactans」を、コンピューターセキュリティを脅かすさまざまな情報の交換場所となる年次カンファレンス「ブラックハット(Black Hat)」で公開する予定だ。「ブラックハット(Black Hat)」は7月末に米ラスベガスで開催される。研究チームは、ブラックハットのホームページを通じて「平凡に見えるが、安全ではない不正なUSB充電器を作ることがいかに簡単であるかを証明するため、Mactansを開発した」と明らかにした。 

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