キムジョ・グァンス監督、同性パートナーと結婚発表!“両親も反対していません”
入力 : 2013-05-15 21:05:56 / 修正 : 2013-05-15 21:05:56

 

結婚を発表したキムジョ・グァンス監督(左)とキム・スンファン代表。|チェ・ジンソク記者

 

[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 映画制作者兼監督のキムジョ・グァンスが、同性のパートナーを紹介し結婚を発表した。


キムジョ監督は、15日午後、ソウル・銅雀区(トンジャク)舍堂洞(サダンドン)にあるアートナインの野外舞台で記者会見を開き、「9月7日に公開的な場所で結婚する予定です」と結婚のことを明らかにした。
続いて、「2005年、カミングアウトしたあと、いつか公開的に結婚しようと考えました。そしてその夢がついに実現されました。結婚祝い金は、性少数者のための人権センターである“ムジゲ(虹)センター”を建てるつもりです。そしてもし入籍が返戻されたら、憲法所願して同性愛者たちも異性愛者たちの権利が持てられるように努力したいです」と今後の計画を述べた。

 

取材陣の前でキスをするキムジョ・グァンス監督とキム・スンファン代表。|チェ・ジンソク記者

 

そして、キムジョ監督の同性パートナーである19歳年下のキム・スンファン代表がその隣にいた。キム代表は韓国で唯一クィア(同性愛者)映画を専門的に制作・配給するレインボーファクトリーを運営している。
この日二人は、結婚発表による感激のあまり、取材陣の前で堂々とキスを披露した。


キム代表は、「両親は一度もこの結婚に反対したことがありません。でも公の場に出ると*ホモフォビアに非難されることを心配されましたので、この発表が遅れてしまいました。同性愛者の権利のために努力します」と述べた。
〔*ホモフォビア (Homophobia):同性愛、または同性愛者に対する恐怖感・嫌悪感・拒絶・偏見、または宗教的教義などに基づいて否定的な価値観を持つこと〕


一方、二人はたくさんの賀客を招待するために現在渉外中であると伝えた。挙式には公演、映画上映、展示会、トークショー、セミナーなど。さまざまなパフォーマンスを用意する予定だ。

 

 

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