[CNBLUE in HongKong] タイムスクエアの発言で爆笑！そのわけとは？

入力 : 2013-05-11 11:43:09 / 修正 : 2013-05-11 11:43:09

 

デビュー4年ぶりでワールドツアーに挑んだCNBLUE。｜提供 FNCエンターテインメント

 

[スポーツソウルドットコム｜香港＝キム・ガヨン記者]“永登浦（ヨンドゥンポ）タイムスクエアに寄ってニューヨークへ行きますか？”

“タイムスクエア”のひと言でCNBLUEの香港記者会見場は、笑の声が絶えなかった。ソウルの永登浦（ヨンドゥンポ）かアメリカのニューヨークか、タイムスクエアという名所をおいてCNBLUEメンバーらのウィットに富んだ発言で、現場にいた韓国の取材陣はみんなを笑わせた。
この話しの発端は、９日午後、香港にあるアジア・ワールド・エキスポ・アリーナ（Asia world expo Arena）で行われた彼らの記者会見の時だった。
ここでは、「2013 CNBLUE BLUE MOON WORLD TOUR Live in Hong Kong」の公演を控えているCNBLUEが、韓国の取材陣との記者会見を開き、韓国のバンドとして初めてワールドツアーへ挑戦する所感とCNBLUEの過去、現在そして未来について語った。

 

メンバーのカン・ミニョク、ジョン・ヨンファ、イ・ジョンヒョン、イ・ジョンシン（左から時計回り）｜提供 FNCエンターテインメント

 

メンバーのジョン・ヨンファ、イ・ジョンシン、イ・ジョンヒョン、カン・ミニョクは、みんないたずらっけあふれるコメントで会場を沸かせながらも、なかなか真摯で自分たちの確実な目標を提示しながらCNBLUEの存在を伝えた。
まず2010年デビュー以来、4年ぶりでワールドツアーを開催することについて、「以前は演奏に集中したが、今は観客らと呼吸することに力を入れている」と口を揃えた。
特にジョン・ヨンファは、「前は公演するたび、イメージが結構重要でした。どうすればかっこよくみえるだろうかといつも悩んでいましたけど、今は観客の方とどうすれば上手く呼吸できるかに悩んでいます。こうした悩みがいい公演を作られる要素になると思います」と述べた。

 

メンバーのイ・ジョンシン、イ・ジョンヒョン、ジョン・ヨンファ、カン・ミニョク（左から）が、ワールドツアーの公式Tシャツの販売収益金全額を香港・赤十字社に寄付した。｜提供 FNCエンターテインメント

 

歌手と俳優として活発に活動し、韓国はもちろんアジアファンにたくさんの愛を受けているCNBLUEは、この二つの仕事と関連し“それでも中心は音楽”と説明した。イ・ジョンヒョンは「個別活動で練習する時間は多くありませんが、練習をする時は必ず集まっています。チームに対する愛情も大きくなり、お互いのことを大切にする気持ちも深くなります」と述べた。
続いてジョン・ヨンファは、「僕らがやりたい曲を聴かせることがバンドの長所だと思います。バンドのアイデンティティのために、ソロステージはしないつもりです。今回の公演もそのようにセットしています」と公演に対する意気込みをみせた。
彼らは、CNBLUEというバンドのアイデンティティに相当悩んだ様子だった。メンバーたちは、「CNBLUEという色を持ちたい」「CNBLUEという色を無くさないようにしたい」「音楽が僕らの中心」「バンドは合奏が重要」など、常にチームワークを強調した。そうして自分たち最終目標についても語り、この過程でタイムスクエアに関する話しがいきなり飛んだ。

イ・ジョンヒョンは、「前からCNBLUEの目標に対する質問を受けると、漠然とビルボードチャートへの進出だと言っていましたが、今はそれが憧れるだけの夢ではないことが分かりました」と抱負をみせた。ジョン・ヨンファは、「デビュー初期に番組でビルボード1位をとることが夢だと言ったことがありますが、笑われるばかりでした。だけど、PSY先輩が世界的に有名になったことをみて、どこでも自信が持てるモチベーションとそれに耐えられるエネルギーがあれば、僕らもいけると思いました。必ずタイムスクエアで公演してみたいです」と強調した。

 

来る15日、CNBLUEのメンバーのイ・ジョンヒョンの誕生日を控え、韓国や海外のファンらがお祝いのメッセージと花束を送ってきた。｜香港＝キム・ガヨン記者

 

すると現場では、「永登浦（ヨンドゥンポ）のタイムスクエアですか？」と正体不明の質問が出てきた。会場はすぐさま大爆笑となり、CNBLUEのメンバーたちも笑を抑えず吹き出した。メンバーたちは、「永登浦でも、ニューヨークのタイムスクエアでもどこでもいいです。ソウルの永登浦に寄ってニューヨークへ行って公演します」と堂々とした抱負をみせた。
実力もなく、視覚的なパフォーマンスと華麗なビジュアルで集めたアイドルグループに比べ、自分たちのアイデンティティを見つけるために絶えなく日々奮闘しているCNBLUE。この4人の男が、ニューヨークのタイムスクエアで公演できる日を期待してみようと思った。

一方、10日と11日二日間香港での公演を終えるCNBLUEは、来る25日～26日は韓国公演、31日はオーストラリアのメルボルンでワールドツアーを開催する。また翌月にはフィリピンと中国の北京、来る８月にはマレーシアのクアラルンプールと中国の上海でのツアーを予定している。