5th・ミニアルバム『PANDORA』公開したKARAのニコル、カン・ジヨン、ハン・スンヨン、パク・ギュリ、ク・ハラ(左)|提供 DSPメディア |
[スポーツソウルドットコム|キム・ウンジョン記者] 約1年ぶりの国内復帰となる8月22日、ソウル・ウォーカーヒルホテルで新曲発表会を兼ねて記者会見を行ったKARAは、新曲『PANDORA』を公開した後、「私たちの新曲、いかがでしたか?」と聞くク・ハラの声は震えていた。KARAの5本目の物語はそう始まった。
毎回強烈でセクシーな曲でファンの側にやってくるKARAだが、今回は思い切って男性ファンの心を奪う覚悟でいるようだ。新曲のタイトルもギリシャの神話を引用した。
ハン・スンヨンは「歌はもちろん、振り付けや衣装でファンを魅了したい」と宣言し、ク・ハラは「KARAにも成熟した大人の女性のような姿があることをみせてあげたい」と伝えた。
作曲家コンビSweet Tuneが楽曲した今回のタイトル曲『PANDORA』は、エレクトロ・ハウスをベースにレトロ・パンクやハードロックの要素を加味した曲だ。一度聞くと自然にヒップを振るわせるメロディが良い感じの曲でもある。これに「もう迷わず、私の側に来てほしい」という挑発的な歌詞や一層成熟したボーカルも加わった。
KARAのトレードマークである‘ヒップダンス’、‘骨盤ダンス’に続く新しい振り付けも強調した。呪文を唱えているように手を振るう動作やホットすぎる背中の肌をみせる動作は、相当なセクシーさをみせてくれた。またジャケットの中に着ているボディースーツやホットパンツで体の脚線美を目立たせた。MVの予告編だけで扇情的すぎると騒ぎになった位だ。
今回の新曲は、これまでの様々な曲より、最も女性らしさをアピールするための強い意志が含まれていた。
KARAが『PANDORA』のポイントとなる振り付けを披露しながらセクシーな魅力を発散している。 |
メンバーらはそのために、血の出るような努力した。
特にハラ、スンヨン、ギュリはファンたちのコメントに敏感に反応していた。ク・ハラは「小学生の体からついに脱出!というファンのコメントが印象的だった」と答え、パク・ギュリは「ダイエットしたおかげで、綺麗な姿をみせることができて嬉しく思っている」と答えた。またハン・スンヨンは「ハムスターみたいな顔だと思っていたが、MVをみて驚いたというファンのコメントが嬉しかった」と答えた。
ステージの上に上がったKARAは、悲愴感まで漂っていた。パク・ギュリは「今年開かれたコンサートの時に自分のステージを自分で演出したが、その後パフォーマンスにも欲を持つようになった。『PANDORA』で素敵なパフォーマンス、素敵なステージ、歌をみせるためにメンバー自ら意見を出し、皆で会議も多くした」と伝えた。またハン・スンヨンは、「これまで少しずつ成長してきたKARAだが、今回こそ5~6年間培ってきた実力やカリスマのある姿をみせる自信がある」と今回の活動に対する意気込を語った。
反応は熱かった。新曲のミュージックビデオが公開された日、正午から各種ポータルサイトの検索語ランキング1位を記録し、各音楽ダウンロードサイトではリアルタイムチャート1位に上がっていた。このニュースを新曲発表会で接したメンバーらは笑顔が絶えなかった。「本当ですか?」と驚いている様子に「久々の復帰で心配していましたけど、このほどの愛情をみせてくださって本当に感謝します。『PANDORA』は一生懸命に準備してきた曲ですので、今後も応援よろしくお願いします」とメンバーの皆は笑顔で答えた。
今週24日、KBS2・音楽番組『MUSIC BANK』のステージを皮切りに正式な復帰を行うKARA。今後彼女たちの活躍が楽しみだ。