韓国料理のスペシャリスト!八田靖史氏新刊!タイトルは「韓国料理には、ご用心!」その心は…!?
入力 : 2013-03-19 16:29:15 / 修正 : 2013-03-19 16:29:15


 

[スポーツソウルジャパン|小川典子記者] コリアン・フード・コラムニスト八田靖史(はったやすし)氏による著書「韓国料理には、ご用心!」が、三五館から21日に発売される。


八田氏は、テレビや雑誌はもちろん、トークショーやグルメツアー企画など幅広いフィールドを通じて、韓国料理の魅力を伝えている、日本を代表する“韓食のスペシャリスト”である。なかでも、運営中のブログ「韓食日記」は、その細かい描写と膨大な情報量で多くのファンが存在する。


今回の新刊は、出版元の三五館がこれまで発売している“ご用心!シリーズ”のひとつ。過去には、「台湾人には、ご用心!」「韓国人には、ご用心!」「インド人には、ご用心!」「中国人には、ご用心!」「関西人には、ご用心!」といったラインナップがあり、これらはタイトルから想像するマイナスな内容ではなく、“関心を持とう!”と愛情を持って伝えられている。八田氏の「韓国料理には、ご用心!」も“すでに韓国料理は身近なものになりつつあるので、注意を払って関心を持つべし!”との意味が込められている。

 



今年は、“韓流ブーム”が始まり、10年という節目の年になる。韓国料理に対する環境も、大きく変化を遂げた。本書は、そのような、「日本における韓国料理の定着と浸透」について、八田氏が独自の視線で分析をし、まとめたものである。

 


韓流ブームといえば、コリアンタウンの象徴的なスポットである「新大久保」の存在は欠かせないものであり、本書もこの地域を掘り下げその歴史を分かりやすく解説しているのも特徴ひとつである。

 


 


また、このように日本の食卓へ定着した韓国料理だが、近年は各社から商品化も進んでおり、それらの解説もおもしろい。単なる客観的なデータではなく、八田氏が実際に調理をし、研究を重ねていることが見てとれ、思わずうなづいてしまう説得力も感じられる。マッコリの商品化への課題と対策など、知られざるエピソードも具体的に記されているので、トリビア的な目線でも楽しむことができる。

 

思わず“萌え~!”と声をかけたくなるアキバ系の表紙を開けると、“おいしくてためになる”内容が満載。韓流10年いう節目の年に、八田氏による集大成となる“ご用心な”本書に、ぜひとも注目してほしい!

 

 

【Information】
「韓国料理には、ご用心!」
2013年3月21日発売!

出版社:株式会社三五館
著者:八田靖史
価格:1,260円(税込)

 

各書店や Amazoneにて

Amazoneのリンクはこちらから

http://amzn.to/118zbZV

 

 

<内容>
第1章:新大久保がコリアンタウンになった理由

第2章:「食の韓流」と新定番料理の台頭

第3章:日本で進化するマッコリ

第4章:日本の食卓に浸透する韓国料理

第5章:韓食の世界化と韓食の日本化

 


 

<八田靖史(はったやすし)プロフィール>
コリアン・フード・コラムニスト。1999年より韓国に留学し、韓国料理の魅力にどっぷりとハマる。2001年より雑誌、新聞、WEBで執筆活動を始め、最近はトークイベントや講演のほか、韓国グルメツアーのプロデュースも行う。著書に『魅力探求!韓国料理』(小学館)、『新大久保コリアンタウンガイド』(晩聲社)ほか語学本も多数。ブログ「韓食日記」(http://koriume.blog43.fc2.com/)を運営中。

 

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