BTSのVがグラミーミュージアムで紹介した韓国エッセイ『家にいるのに家に帰りたい』が発売!
入力 : 2021-03-15 17:56:15 / 修正 : 2021-03-15 17:56:15

翻訳書籍レーベル &books では、BTSのVがグラミーミュージアムで紹介した韓国エッセイ『家にいるのに家に帰りたい』を3月22日に発売する。韓国書籍を専門に扱う神保町のブックカフェ「チェッコリ」では、先行販売を開始した。


辰巳出版の翻訳書籍レーベル &books では、3月22日に韓国エッセイ『家にいるのに家に帰りたい』を発売する。

GRAMMY Museum Experience「Mini Master Class」でのやりとりのなかで「最近の心動かされた本」としてBTSのVが紹介し話題となった本書は、不安やとまどい、どうにもできないさびしさ、ささやかな幸せ、恋の痛みなど、言葉にするのが難しい繊細な感情に、そっと寄りそうような言葉とイラストが綴られている。



韓国書籍専門の書店「チェッコリ」にて先行販売開始
韓国書籍と韓国関連書籍を専門に扱うブックカフェ「チェッコリ」では、3月12日(金)に先行販売を開始。原書が紹介された当初、チェッコリあてに問い合わせが複数入ったこと、また韓国書籍を好む読者にとって関わりの深い書店であることをうけ、今回の先行販売に至った。

多くの人が感じている「家にいるのに帰りたい」
「家にいるのに家に帰りたい」この言葉は日本でも検索のワードトップに入る。日々のストレスや疲れ、不安などを強く感じると、家にいても心身がやすまらず、「心からやすらげる場所に帰りたい」と思う人が多いそうだ。

“わたしのためだけに書いてくれたみたい”
韓国では発売後から、続々と共感の声が届いている。
その中でも特に多い声が「わたしのためだけに書いてくれたみたい」というもの。
不安やとまどい、さびしさなど、心に重くのしかかる感情はなかなか言葉にするのは難しい。本書はそんなたとえようのない感情にひとつひとつ向き合い、言葉に変えて届けている。そんな著者の言葉が、読者の心をそっと包み寄りそってくれる。


「誰もがつらさを抱えている。でも、人と自分は同じじゃない。
誰がなんと言おうとも、わたしが「しんどい」と思えばしんどい。」


「あなたも心配しないで。わたしたちは大丈夫。逃げたっていい。
時が満ちたらもとの場所に戻ればいい。わたしとあなたにエールを。」


「一日中待ちつづけたきみ。やわらかな温もりに心がじんわり溶けていく。
きみは希望の明日だった。きみがわたしを救ってくれた。」


「家に着くと、布団を抱きしめ、ごろごろ寝ころぶ。
ふわふわした布団から伝わる温もりに、だんだん力がぬけてくる。
わたしの幸せは、こんなにもささやか」


「雨のなかを裸足で歩き、ずぶ濡れの服も、ちらりと向けられる視線も何も気にならない。はてしなく自由なその瞬間、わたしははじめて、自分らしくなれるのだ。」


著者のクォン・ラビンより 日本の読者のみなさまへ


「みなさんにとって、この本が失くしてしまった記憶を呼びおこし、忘れゆく記憶を取りもどし、未知の記憶を拾い集めるひとときになりますように。永く心に残る、香りあふれるかけらとして。」


【書籍情報】

『家にいるのに家に帰りたい』

著者:クォン・ラビン

イラスト:チョンオ

訳者:桑畑優香

定価:本体1,200円+税

判型:四六変型判/204頁

発売日:2021年3月22日

 

〈先行販売についてのお問い合わせはこちら〉

チェッコリ(CHEKCCORI)http://www.chekccori.tokyo/

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-7-3 三光堂ビル3階

TEL:03-5244-5425 / FAX:03-5244-5428
E-mail : info@chekccori.tokyo
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〈Amazon〉※予約開始
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【著者略歴】

クォン・ラビン

1994年、韓国生まれ。9歳のときに両親が離婚。そのことがきっかけで、世間では「あたりまえ」と思われている多くのことに疑問を持ちはじめる。2020年、自分と同じような思いを抱える読者に寄りそう言葉を届けたいと、デビュー作となる本書を刊行。

 

【訳者略歴】

桑畑優香(くわはた ゆか)

翻訳家、ライター。早稲田大学第一文学部卒業。延世大学語学堂、ソウル大学政治学科で学ぶ。「ニュースステーション」 のディレクターを経てフリーに。多くの媒体に映画レビュー、K - POPアーティストのインタビューを寄稿。訳書に『韓国映画100選 』(クオン)、『BTSを読む』(柏書房)、『BTSとARMY_わたしたちは連帯する』(イースト・プレス)など多数。


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