[JUKEBOX] BIGBANG「Alive tour Final in Seoul」1万3千ファンは帰りたくない夜へ
入力 : 2013-01-28 20:48:12 / 修正 : 2013-01-28 20:48:12

 

BIGBANGのワールドツアーのファイナル公演が27日開催された。|提供 YGエンタテインメント

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] “本当に会いたかったです!”
5人組の男性ダンスヴォーカルグループのBIGBANGが、昨年3月から始めたワールドツアーの最後を迎えた。


約1年間に渡った「BIGBANG ALIVE TOUR」は、12カ国、24都市、計48回の公演で、なんと80万人を超えるファンに会えることができた。
海外の公演から帰国した彼らは、25日から3日間、ソウル・オリンピック公園にある体操競技場にて、そのファイナルステージを華麗に飾った。
持ち前の実力はさらにバージョンアップし、今回の公演はいっそう余裕のあるステージマナーで披露。ファンの熱狂は公演終始絶えないまま、ファンタスティックな夜は続いた。

 

ファイナル公演では、約1万3千人のファンらが集まった。

 

27日夜6時、体操競技場の1万3千席には、黄色い夜光棒の波でいっぱい。酷寒を耐えながら長時間を外で待ってくれたファンのために、BIGBANGはすぐさまステージへ。
G-DRAGON、T.O.P、D-LITE、V.I、SOLが登場すると、体操競技場はファンの歓声で揺れる。
3階までの全席がスタンディング化されるまで、たったの3秒もかからない勢いだった。
BIGBANGは久々韓国のファンに会えて、思い存分に暴れていた。
「Tonight」をはじめ、「Hands Up」、「Fantastick Baby」を連続披露、公演場は一瞬でヒートアップした。続いて「How Gee」、「STUPID LIAR」の連続アタックは、1万3千人を卒倒(?)の寸前までいかせた。

 

G-DRAGON(右)とT.O.Pの独特なパフォーマンスステージ。

 

彼らは、韓国ファンの熱すぎる反応に終始笑顔が絶えないまま、SOLは「韓国!久しぶりです!俺たちはBIG~BANG」と挨拶し、G-DRAGONは「ここまでお越し頂いた方々、心から歓迎します」とコメント。D-LITEは「アンニョンハセヨ!お久しぶりです」とあの特有の口調で挨拶。T.O.Pは「本当に皆さんに会いたかったです」と心を込めて挨拶し、感動を与えた。
V.Iは「僕たちは1年間、12カ国、24としで80万人のファンの方に会って、故郷の大韓民国に帰ってきました。会いたかったです」と挨拶すると、熱い喊声が催された。
これまで、日本、中国、シンガポール、台湾、インドネシア、フィリピンなどのアジアをはじめ、ニューヨーク、L.A、ペル、ロンドンなどをめぐりながら大成功を果たした彼らのプライドも感じられ、国内ファンを想う気持ちが伝わった。

 

D-LITEのソロステージ。

 

久々の韓国内公演なだけに、BIGBANGはもっと熱心に歌い踊っていた。
G-DRAGONは「Crayon」を歌いながら、スタンディング席にいるファンの目の前にたち、顔を突きつけるファンサービスを披露、T.O.Pはファンからの“かわい子ちゃん”のリクエストにコミックダンスを、V.Iはレーザーガンを撃ちながらブロックバスター映画のようなステージをみせ、D-LITEは「WINGS」を歌いながら背中に翼をつけ公演上を飛んで回る壮観を演出した。
20曲以上を歌い続けたBIGBANGは、公演が終わる直前、ファンが彼らのファイナルツアーを記念するために用意してくれた大型のケーキとともに再びステージへ。
世界地図を敷いたケーキには、BIGBANGがツアーした国ごとに国旗を差し立て感動を与えた。
これをみたG-DRAGONは、「1年近くツアーをしながらお会いした各国のファンの方を思い出す瞬間です」と感激した。SOLは「今年も来年ももっともっと頑張ります。まだまだ行っていない国がたくさんあるので、今年内で世界制覇します。全てはみなさんのおかげです」と勇ましい声を出した。
ファイナル公演の最後には、客席を背景にしたファンらとの記念撮影が行われ、ステージに設置された大型スクリーンに映っているメンバーらはつい目頭を赤くしていた。そして「韓国人であることが誇らしいです。全てはみなさんのおかげです。これからもっと一生懸命に頑張るBIGBANGになります」と、ツアーの公式的な最後の曲。彼らのデビュー曲である「Lies」を熱唱した。

 

BIGBANGのメンバーらがファンの前で明るく笑っている。

 

ここまでがキューシート上のレパートリーだった。しかしBIGBANGは、ファイナル公演をこのままで終わらせるわけにはいかなかった。そしてファンもそう望んでいなかった。
ファンからのアンコールに再びステージへ登場したBIGBANGは、公演を最初から始めるかのようにはしゃいでマイクを握った。
「約束がある方は帰っていいですし、僕らはこのままでもっと遊んでいきます」としながら「明日は月曜日ですが、仕事や学校に行かなければならない方もいますよね?行かないで僕らと一緒に遊びましょうよ!」とステージを走り回っていた。
結局アンコールステージは30分以上も続き、1万3千ファンは最後の最後まで席を守った。
「家に帰らないで」と叫ぶBIGBANGと「Fantastick Baby」で応えるファンたち。夜光棒で輝く「Tonight」の雰囲気は「High High」だった。
そして「僕だけをみつめて」と訴えるBIGBANGのワールドツアーの「Last Farewell」は、「NUMBER 1」で盛大な幕を閉じた。

 

BIGBANGの各メンバーらがカプセルのようなステージセットから登場している。

 

ファンらのペンライトが壮観を演出している。

 

 

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