写真:SHINee公式Twitter |
韓国の男性アイドルグループSHINeeのメンバー ミンホ(MINHO)が15日午後、韓国の東南部・浦項市にある海兵隊教育訓練団へ入所した。
前日、ミンホはSHINeeのSNSを通じて坊主頭になっている写真と、SHINee WORLD(ファンの総称)への手紙を公開した。
【以下は、ミンホの直筆手紙全文】※ハングルを日本語に訳
みなさん、こんにちは~ SHINeeのミンホです!!
こうして僕の気持ちを文章で書くのは久しぶりですけれども、みんなご存じですよね?
僕は4月15日に入隊することになりました。短いといえば短く、長いといえば長い時間を、みなさんとしばらくの間、離れることになりました。
2008年5月25日にデビューし、時間は本当に早く過ぎて、本当にたくさんのことをみなさんと一緒にできて、幸せで、嬉しく、絶対に忘れられない瞬間でありました。
僕がたくさんのことを感じ、成長することができたのは、すべてがみなさんからの関心と応援のおかげだと思っています。しばらく振り返ってみたら、とても未熟で至らない僕に、SHINee WORLDという心強い応援と愛をいただけるとは本当に想像もできなかったし、ただ一生懸命走って努力して、前に進むことだけを考えていた僕に、温かい慰めと大きな癒しになりました。心からもう一度感謝します。
誰かが傍にいるという存在だけで、僕にとっては大きな幸せであり、ひたすら前だけをみて進んできた僕に過去を振り返らせ、硬いことばかりがすべてではなく、優しく柔軟に考えられるようにしてくださったSHINee WORLDが、本当に恋しくなると思います。もっと近くで触れることができず、もっと想いを伝えることができず、すまなかったし申し訳ない気持ちでいっぱいです…^^ それでも僕が感謝していること、愛していること、ご存知ですよね??? みなさんが送ってくださる応援は、心の中にちゃんとしまって元気に行ってきます。
いつも失望させることなく、前向きでいいエネルギーを与えることができるように、軍生活をもっと!一生懸命がんばってきます。
ありがとう。ありがとうございます。そして大好きです!!!!!♥♥♥♥♥
いつもみなさんは僕の希望です~
2019. 4. 14. SHINeeミンホ
P.S. みなさん、僕はチェ・ミンホですよ?心配しないでください!!必勝!!!
-手紙の文章はここまで-
(※海兵隊は、必勝!と叫びながら敬礼をする)
そしてミンホは、日本のSHINee WORLDへの手紙も書いた。
【以下は、ミンホが書いた日本語の手紙全文】※原文のまま
こんにちは、SHINeeのミンホです。
SHINeeとしていろんなかつどうをしながら、
メンバーたちと、そしてみなさんとかぞえられないくらいたくさん同じけしきを見てきました。
そして、そんな時にみなさんが見せてくれる、やさしい目はいつも心の支えになりました。
みなさんとまたちょくせつ目と目を合わせながら、同じけしきを見るのは少し先になります。
でも、その間もいつでも同じけしきを見ることはできます。
みなさんが空を見上げれば、その空は僕も同じように見ている空です。
またひとつの空間で同じけしきを見る時まで、空を見上げながら、みなさんのことを思います。
いつも、本当にありがとうございます。
いってきます!!!!! -ミンホ-
ミンホを見送るために海兵隊の訓練所入口周辺には多くのファンが集まっていた。
ソウルから浦項市内のターミナルまで、高速バスでおよそ5時間(列車は4時間)、そこから訓練所までは路線バスで約30分がかかる遠いところまで来てくれたファンのために、当初、静かに入所する予定だったミンホは、車から降りてマスクと帽子を外し、笑顔で優しく手を振ってくれた。
「いってらっしゃい」「また会いましょう」と別れを惜しむファンの言葉に、ミンホは「いってきます」「ありがとうございます」「ありがとう」を何度も言いながら丁寧に頭を下げてあいさつした。
今回ミンホの入隊により、SHINeeはオンユとキーを含めメンバーの3人が兵役を務めることになった。メンバーの入隊がくる度、みんなで見送っていたSHINee。この日は末っ子のテミンがミンホの傍にいて、東方神起のチャンミン、SUPER JUNIORのキュヒョン、EXOのスホらと一緒に記念写真を撮る場面も見られた。
ミンホが入隊した海兵隊は韓国軍の中で特殊な任務が多く、「お化けを捕まえる海兵隊」「無敵海兵隊」というスローガンとニックネームとともに、もっとも厳しい訓練を受けることで有名だ。
たとえば、一週間の食料と睡眠時間を半分にして戦闘に臨む訓練や、20Kgの軍装状態で往復40Kmを徒歩で移動し、約8Kmの山岳区間を走り抜ける訓練もある。中では水眼鏡をしたまま食事をするユニークな訓練も。ミンホはそのような訓練を5週間にわたって受ける。
除隊予定日は2020年11月15日。
THE FACT JAPAN