日本初上陸の韓国ミュージカル『狂炎ソナタ』東京公演盛況で終える
入力 : 2018-12-09 15:55:53 / 修正 : 2018-12-09 15:55:53


2017年初演と同時に韓国内で興行旋風を巻き起こしたミュージカル『狂炎ソナタ』(読み:カンヨムソナタ)が日本初上演。大阪公演が11月15日~18日にサンケイホールブリーゼにて行われたのに続き、東京公演が同22日~25日にヒューリックホール東京にて行われ、盛況のうちに終えた。


『狂炎ソナタ』は、殺人を通して得るインスピレーションで世の中にない美しい音楽を完成させていく狂気的な作曲家“J”と、自身の成功のためJを破滅に導くクラシック界の著名な教授“K”、Jの音楽的ミューズであり幼馴染で、生まれつき天才的才能を持った作曲家“S”、3人の音楽家たちに関する物語。


“J”役にはリョウク(SUPER JUNIOR)とシン・ウォンホ(CROSS GENE)、“S”役にはKEN(VIXX)、若手俳優キム・ジチョル、“K”役にはベテラン俳優イ・ジフン、イ・ソングンが出演。また、韓国初演当時のオリジナルキャストであるパク・ハングン、キム・ジチョル、イ・ソングンによる公演も行われた。















取材が行われた23日昼公演は、シン・ウォンホ、KEN、イ・ジフンという日本でもよく知られた顔合わせ。シン・ウォンホはミュージカル初出演だが、苦悩から狂気へと突き進むJを好演。韓国でも高評価を得たKEN、強烈な個性を放ち歌と芝居で圧倒するイ・ジフンと堂々渡り合った。劇中は、重苦しい展開のなか激しく対峙したが、最後のカーテンコールでは明るい笑顔でがっちり抱き合った3人。今後の舞台での新たな活躍にも期待できそうだ。


THE FACT JAPAN|野﨑友子

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