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[スポーツソウルジャパン|小川典子記者] キム・ヒョンジュンが、1月6日の神戸を皮切りに、セカンドソロツアー『Kim Hyun Joong Japan Tour 2013 “UNLIMITED”』を展開中であり、9日にはさいたまスーパーアリーナにて公演が行われた。
今回のツアーは、自身のファーストソロアルバム『UNLIMITED』を引っさげたもので、全国10都市を巡り、合計約42,000人の動員が予定されており、また、韓国の人気ロックバンドDOWN HELLを率いての、いわゆる“脱ダンス”的なコンセプトがもっとも注目すべき点である。それゆえに、ヒョンジュンにとってアーティストとしての才能が、さらに色濃く発揮された試みが、随所に織り込まれていた。
およそ1万3,000人の観客が待ちわびる会場に登場したヒョンジュンが、「さぁ、みんな!一緒に盛り上がって行きましょう!」と客席に呼びかけると、いっせいに歓声が湧いた。同アルバムに収録され、作詞作曲をB'zが手がけた「HEAT」などを披露するたびに、グリーンのペンライトとともに、アリーナの会場が揺れた。
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パフォーマンスの合間にも、「みなさん、楽しんでいますか?」などと観客に呼びかけ、コミュニケーションを積極的に図るヒョンジュン。前日のイベントで参加者からもらった手紙に寄せられていた、曲のリクエストに答えたり、ゴンドラに乗って後方の客席まで近づく演出で、ファンの心をわしづかみにしていた。また、観客から愛称の「リーダー!」と言う声が飛ぶと、「はい、リーダーです!」と笑顔で返してみる場面も見られ、ヒョンジュン自身もこの場を楽しんでいるようだった。
公演の最後には、アルバムのタイトルにかけて、「『UNLIMITED』には、“無限の可能性”という意味が込められていますが、この公演を通じて、“もうひとつの無限の可能性”を確信しました!」としながら、「2013年も、前向きで明るい気持ちでがんばりましょう!」と、この新年もファンとともに歩んでいく、うれしい決意を宣言していた。
なおこのツアーは、大阪・愛知・北海道などを巡り、3月25日に広島の公演においてファイナルを迎える予定である。
【Information】
キム・ヒョンジュン公式サイト
http://kimhyunjoong.jp/