(注)この記事にはドラマのストーリー(ネタバレ)が含まれています。
写真:SBS「スイッチ-世界を変えろ」 |
12日、韓国の地上波SBSで放送されたドラマ「スイッチ-世界を変えろ」では、サ・ドチャンとペク・ジュンスという一人二役を演じる俳優チャン・グンソクが、反転を繰り返すストーリーのキープレイヤーとして視聴者を惑わす熱演を繰り広げた。
この日のエピソードで詐欺師のサ・ドチャンは、麻薬密売組織のリーダーで父親の仇でもある‘赤熊’を捜す作戦に拍車をかけた。また、ペク・ジュンシ検事に成り済ます芝居も完璧にこなし、捜査には優れた才能を放ちながら、検察で働く生活に慣れていく姿も今後の展開に期待感を募らせた。
何より考えが読めないサ・ドチャンの行動は、ペク・ジュンスとオ・ハラ(ハン・イェリ)はもちろん、視聴者までを混乱させる見所になり、なかでも‘赤熊’と指名されたファン社長(イ・ジャンウォン)所有の別荘で入手した麻薬を流した作戦は、視聴者も騙されてしまう名場面だった。
このドラマでチャン・グンソクは序盤からサ・ドチャンのヒストリーを積み上げ、ついに彼の行動が結果で現れたとき、痛快なカタルシスを与えている。限りなく軽く見えるのだが、真の感情を徹底的に隠しているドチャンは、チャン・グンソクの熱演と相まってシナジーを創り出している。
視聴者からの絶賛とともに、ますます目が離せない「スイッチ-世界を変えろ」の第13、14話は、18日夜10時から韓国SBSチャンネルにてスタート。
THE FACT JAPAN