環境保護展示会「セーブ・ ザ・ アース:グリーンコア展覧会」(Save the Earth Green Corps Exhibition)が10日、開幕した。|写真:未来の森 |
韓国の“未来の森”と国連砂漠化対処条約(UNCCD)、中国中華青年連合会が共同で主催する環境保護展示会「セーブ・ ザ・ アース:グリーンコア展覧会」(Save the Earth Green Corps Exhibition)が10日、開幕した。同展示会は平昌冬季オリンピックとパラリンピックの期間中に平昌・珍富駅の文化展示室で行われる。
展示会は急速に砂漠化する土地の生態回復への関心を高めることが目的。展示会では、気候変動によって砂漠化された地域が徐々に回復していく過程を描いた、世界トップクラスの画家らの約50作品を映像に盛り込んで展示する予定だ。
“未来の森”のクォン・ビョンヒョン代表は、「2006年から中国・クブチ砂漠に950万本の木を植え、生態系が回復し、微細粉塵が減少する現象を体験した。こういう活動が世界に広まることを期待し、2010年の『G20ソウル・サミット』から、主要国際行事で『セーブ・ ザ・ アース』の展示会を開催してきた。これからも砂漠化・気候変動による地球環境の悪化への対応を積極的に促すため、活動を続けていく」とし「2022年の北京冬季オリンピックの時も展覧会を開催する計画だ」と語った。
UNCCDのモニカ・バブ(Monique Barbut)事務総長は祝辞を送り、「平昌オリンピックの『セーブ・ ザ・ アース』展示会を通じて、持続可能な未来に向けた素敵な夢を一緒に育てよう」と提案した。