集計期間:2016年11月24日~2017年11月23日 / 資料提供:KPR |
動画共有サービスYouTube(www.youtube.com)は2017年の1年間、世界のユーザーからもっとも愛された「K-POPミュージックビデオトップ10」と「チャンネル登録者数基準・今年もっとも成長したK-POP公式チャンネルトップ10」をそれぞれ発表した。
K-POPミュージックビデオのトップ10には、BLACKPINK、TWICE、防弾少年団、BIGBANGなどがランクイン。もっとも人気を博したのは、米ビルボードが選んだ「今夏YouTube人気曲トップ25」にK-POPの中で唯一名をあげたBLACKPINKの「AS IF IT'S YOUR LAST」が、1位を獲得した。
デビュー1年で再生回数1億回を突破したミュージックビデオを計4曲も保有しているBLACKPINKは、タイ、ベトナム、フィリピン、台湾などアジアファンの熱烈な支持を受けながら恐ろしい新人としての人気を証明してみせた。
ビルボードのHot 100にランクインするなど、K-POPグループ初、最高記録を打ち立てている防弾少年団は、YouTubeでも世界的な人気を実感させられる。9月にリリースされた「DNA」が2位を記録し、「WINGS外伝:You Never Walk Alone」の「Not Today」「Spring Day」がそれぞれ3位と5位を獲得し、3曲も上位にランクされた。
特に「Not Today」は、海外での再生回数が94%を占め、トップ10内のミュージックビデオの中で海外での視聴率がもっとも高いスコアが表れた。
この他、TWICEの「Knock Knock」と「Signal」が4位と6位を記録し、サビの振付が世界的に流行ったEXOの「Ko Ko Bop」が9位を獲得した。
今年チャンネル登録者数がもっとも増えたK-POP公式チャンネルでは、韓国の芸能事務所とアーティストの単独チャンネルの成長が際立った。
中でも韓国グループ史上初、アメリカの三大音楽授賞式として挙げられる「アメリカン・ミュージック・アワード2017」(AMAs)でライブを披露した防弾少年団の所属事務所の公式チャンネル・ibighitの躍進が目立つ。
今年もっとも成長したK-POP公式チャンネル1位にあがったibighitは、2017年だけでチャンネル登録者数の66%を占める490万人の新規登録者数を集めた。特に新規登録者の中で96%が海外のユーザーで、世界的に急浮上する防弾少年団の人気を証明してみせた。
今年もっとも愛されたK-POPミュージックビデオ1位にあがったBLACKPINKの公式YouTubeチャンネルであるBLACKPINKは2位を獲得。YouTube Redオリジナル「Run, BIGBANG Scout!」で話題を呼んだBIGBANGの公式チャンネルのBIGBANGも6位を記録し、グローバルな人気を実感させた。
韓国の芸能事務所の中でYouTubeのチャンネル登録者数1千万人を突破したSMエンタテインメントのSMTOWNと、単独アーティストではアジアで初めてチャンネル登録者数1千万人を突破したPSYのoffcialpsyもそれぞれ4位と7位にランクされた。
この他にも、新規チャンネル登録者数の中で海外ユーザーの割合が99.2%でもっとも高かった1theK。TWICE、2PM、GOT7などが所属するjypentertainmentがそれぞれ3位と5位をマークした。
一方、デビュー前から海外ツアーを展開し、ファンを増やしている混声グループ K.A.R.DのKARDは9位にあがり、チャンネル登録者数の中で2017年の新規登録者が98%を占める急成長をみせた。
THE FACT JAPAN