日本人訪問団、「食知味方」の英陽郡を訪ねる
入力 : 2017-10-17 17:26:31 / 修正 : 2017-10-17 17:26:31


昨年11月に16番目の慶尚北道英陽郡の国際広報大使に任命された料理研究家の趙善玉さんが約20人規模の日本人訪問団と一緒に英陽郡を訪問する。


昨年11月に16番目の慶尚北道英陽郡の国際広報大使に任命された料理研究家の趙善玉さんが約20人規模の日本人訪問団と一緒に英陽郡を訪問する。
 
日本の訪問団は10月27-29日の三日間、英陽郡を訪ねて品質の良い英陽唐辛子の栽培と製造過程を見学するとともに、英陽祝祭観光財団が主管する「2017飲食知味方体験アカデミー13期」として宗家の母様である趙貴紛さんの指導の下で、370年以上の伝統を誇る朝鮮時代の両班料理を直接に作り味わう予定だ。
 

「飮食知味方」は、朝鮮中期1670年頃の女流文人であり、教育者でもある張桂香(1598〜1680年)先生が書いた、女性がハングルで書いた初めての調理書。日本人の訪問期間中である28~29日の二日間、英陽郡トゥドゥルマウルでは、英陽郡・財団法人世界儒教文化財団の主催で「女中君子 張桂香 文化祝典」が盛大に開催され、さまざまなプログラムで観光客を迎える。


これまで日本の企業代表者、料理関係者、一般の日本人などを連れて唐辛子祭りへの参加や飲食知味方体験館での体験を実現させてきた趙善玉料理研究家は、「今回の訪問団は『飲食知味方』だけでなく、まだあまり知られていない英陽郡の多様な魅力を直接見て感じる機会であり、良い経験になるはず」とし、「今年の年末ぐらいには一般人を対象に『飲食知味方』の料理講座も開き、さらなる普及をめざす」と意欲を見せた。


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