KONAPONの崔相源、「電子商取引の発展には迅速で低コストの物流運送が欠かせない」
入力 : 2017-09-20 15:58:45 / 修正 : 2017-09-20 15:58:45


中堅物流企業KONAPONの崔相源代表。


「第3次 駐日企業支援ビジネス講座」が9月21日、駐日韓国大使館で開かれた。


「韓・日電子商取引の活性化に向けた通関物流セミナー」をテーマにした今回のビジネス講座には、財務省関税局の内山泰親課長補佐、中国大手ECモールJD.comの郭季柔Ginaビジネス開発ディレクター、駐日韓国大使館の呉相勳関税間など日本・財務省の通関行政専門家と民間専門家が講師として招かれ、電子商取引と関連する様々な分野の講座を参加者に聞かせた。


特に中堅物流企業KONAPONの崔相源代表がおこなった「韓日間のSP貨物における国際運送の実態と課題」が注目を集めた。崔代表は海上ルートの開拓が日韓中の電子商取引の発展に重要な役割を担うと強調し、自社で実施する物流システムで海上運送費の大幅な削減ができったと紹介した。



「第3次 駐日企業支援ビジネス講座」が9月21日、駐日韓国大使館で開かれた。


KONAPONは現在、毎年増加している日・中・韓の物流量に合わせ、海上特送サービスを実施している。海上特送サービスは、日本と韓国、中国の主要港を繋ぐ高速路線を作り、航空運送が不可能な製品を合理的な費用で運送する新しい概念の物流サービス。崔代表は同サービスの拡大のため、釜山港に注目した。


崔代表は「釜山港を特送サービスの拠点に利用することで3国間の迅速で安全な物流運送ができる。また輸出入の競争力の確保と物流コストの削減なども期待できる」と強調した。また、釜山港に海上特送向けの通関所開設を主張。「迅速で円満な運送のためにはサービス向上が欠かせない。釜山港は韓国・日本・中国を繋ぐ積み替え拠点としての役割を果たさなければならない。そのためにも通関所開設は必要で、海上特送向けの通関所が開設されると、東南アジアはもちろん内陸のモンゴルやロシア、中央アジアまで物流ルートが確報できる」と語った。


崔代表は段々その規模が大きくなている日・中・韓の電子商取引に備え、海上特送サービスなどの物流業界のサービス拡充が並行しておこなわれるべきだと強調した。


中堅物流企業KONAPONの崔相源代表。



中堅物流企業KONAPONの崔相源代表。

崔相源 代表の履歴


〇(株)KONAPON の代表 崔相源
―(株)KONAPONグループの設立、現代表
―(株)KONAPON CORPORATION's の代表
―(株)KONAPON INTERNATIONALの代表
―(株)KONAPON EXPRESSの代表
―(株)KONAPON KOREAの代表
―(株)KONAPON CHINAの代表


〇中部物流(株)代表
(大連金门物流有很公司 日本側 董事长 :中国 COSCOとの合作会社)
 

〇諮問および専門委員の活動(現)
―社団法人 韓国マイスターの政策研究院理事
―社団法人 国民読書人材開発院の諮問委員
―社団法人Korea Youth Hostel連盟の専門委員
―社団法人 Green Intellectual Networkの知識経済研究院 専門委員
―大韓美式蹴球協會(Korea American Football Association)の副会長




TOPIC
Top 10
  • 前の ページへ
  • 次の ページへ