提供:「アクションドローイングHERO(ヒーロー)」広報事務局 |
[スポーツソウルジャパン|小川典子記者] 4人のパフォーマーたちが、ダンスやコントを織り交ぜながら、最先端の映像技術とさまざまな美術技法を駆使して絵を描くアートパフォーマンス、「マルハン PRESENTS アクションドローイングHERO(ヒーロー)」が、来年1月26日から2月24日まで、六本木ブルーシアターで公演されることが決定し、13日、同会場にて招待客と報道陣を招いての製作発表会が行われた。
「アクションドローイングHERO(ヒーロー)」は、2010年に、ソウルの明宝アートホールで上演が開始され、アメリカや中国など世界各地にも進出。今年4月には、池袋・サンシャイン劇場にてトライアル公演が行われ、大盛況を収めた。
プロデューサーである、株式会社ペンタトニックのジョン・キュチョル代表も、冒頭のあいさつで、「池袋での公演は、短い期間ながら、観客からの手ごたえを十分に感じることができました」と、今回の上演へのいきさつに胸を張った。
提供:「アクションドローイングHERO(ヒーロー)」広報事務局 |
この製作発表会では、実際の公演時間を縮小したショートステージが展開され、パフォーマーが踊りながら、不思議な仕掛けで絵を完成させていくアクションペインティング、水を張った大きな水槽にペイントを落として描くマーブリング、さらには観客を巻き込んでの即興コント、そしてクライマックスに繰り広げる3人のパフォーマーによるバトルドローイングが披露された。
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韓国では2つの常設劇場を有し、全部で4チーム16名在籍するパフォーマーの中から、「チャップリングチーム」の、リーダーのキム・フンナム、キム・ヨンギュン、クォン・ウラム、ホン・ボラムという4人が、今回の上演のパフォーマーとして活躍している。基本的に意味のある言葉を発さず、顔の表情や身体の動きで笑いを誘い、卓越した美術技法と仕掛けの数々でアッと驚かせる、まさに“ライブ感覚”のステージがとても印象的である。
身体ごと絵を描く演出が目を引いたため、ステージ後の質疑応答で、スポーツソウルジャパンは、その体力づくりの秘訣とチームの自慢となる点について聞いてみたところ、「水泳やサイクリングを趣味にしているので、休みの日にも楽しんでいます。このように公演をしているだけでも、十分に鍛えられるので、毎日運動していることと同じですね」(フンナム)、「ジョギングなど、たくさんの運動をしています」(ヨンギュン)、「公演の前にはストレッチを欠かせないですね」(ウラム)、とそれぞれのこだわりを聞かせてくれた。そして、ウラムが続けて、「私の隣にいるボラムさんは、高校のときに美術を専攻しているので、パフォーマンスをする上でも支えとなってくれています」と、チームの自慢ポイントを明かしてくれた。