“除隊” ユンホ、「東方神起はこれからがスタート」
入力 : 2017-04-20 15:27:56 / 修正 : 2017-04-20 15:27:56


東方神起のメンバー・ユンホが20日、除隊した。|撮影:イ・セロム


人間ユンホとして成長するきっかけになった!


東方神起のユンホ(31)が20日、韓国陸軍の軍楽隊員として21ヶ月間の任務を終え除隊した。
世界から駆けつけたおよそ1千人のファンが出迎えた。


「攻!撃!」と勇ましく力強い声で敬礼するユンホ。
「止まっていた時間が再び広がるようで、少し複雑な気分です」と感無量な表情を浮かべた。軍の生活については、「本当に楽しく過ごしました。社会ではユノユンホとして呼ばれていましたが、軍隊では、すべてを外し、人間ユンホとして成長するきっかけになったと思います。26師団(所属部隊)の軍楽隊で勤めましたが、幹部の方、ともにしていた戦友たちも、僕のことをそう接してくださいました」と述べつつ「小さなことに感謝し、もっと周りを見るようになりました」と続けた。


今後の活動については、「具体的なことは申しあげられないですが、今までみせてきた姿をもっとお見せすると思います。ファンのみなさんのためによりいっそうアップグレードした姿で、待っていてくださった時間だけに、その時間以上にお返ししたいと思いますので、たくさんのことを準備しています」と期待を寄せた。


力になってくれたガールズグループは、同じ事務所の後輩Red Velvetだと答えたユンホは、「面会にもきてくれましたし、一緒に公演もしました。本当にありがたく思っています」と照れ笑いをみせた。


チャンミンへの信頼!東方神起は、これからがスタート!


義務警察として兵役中であるチャンミン(8月18日除隊予定)には、「メンバーだからこそ言えますが、本当にしっかりと軍生活を終えて帰ってくると信じています」と相棒への信頼を語り、「みなさんが東方神起を信じてくださるからこそ、軍服務をより誠実に出来ましたし、チャンミンも戻る予定ですので、東方神起の完全体を楽しみにしていただきながら待っていてください。東方神起は、これからがスタートです。そのスタートの約束を守ることができるように、たくさんのことを準備していきます」と力強く語った。


今一番に食べたいものは「チャジャンミョン」(韓国風ジャージャー麺)だと、のどを鳴らしたユンホは、不自由な軍の生活を回想しながら、「帰ったらすぐにチャジャンミョンを食べて、その次にはコーラを一杯飲みたい。一番飲みたいです」と嬉しそうに答えた。


そして、今もっとも逢いたい人は、「今まで待っていてくださったファンのみなさん」と言うユンホは、「今別れたばかりなのに、26師団の兵士たちにまた会いたいです。それだけに、本当に軍生活を楽しく過ごせましたし、皆、最後までも泣いてくれました。本当にかっこよく、楽しく、ユノらしく、やってきたんだと思います。本当に感謝します」と、2年間をともにしてきた仲間への気持ちも忘れなかった。


2015年7月21日に入隊したユンホは、その始まりである基礎軍事訓練を無事に終え、最優秀訓練兵に選ばれたことで注目を集めた。同10月には、韓国政府機関である文化観光部が主催し、国防部が後援する兵営読書キャンペーンの広報モデルを務めた。模範となる軍での生活を高く評価され、軍の雑誌・HIMの2016年1月号の裏表紙を飾った。
昨年5月、まだ1年も経っていない一等兵のユンホは、射撃、体力、精神戦力、戦闘器量の4科目で90点以上をとった兵士だけに与える“特急戦士”に選ばれ、話題を呼んだ。
軍の行事や民間向けの公演などに積極的に参加し、軍楽隊員として懸命に働いた。そんなユンホのために、ファンは所属部隊のある楊州(ヤンジュ)市の低所得層と一人暮らしの年寄り、親がいない子どもたちのために、米や義援金、文房具などを地味に寄付し、その功労が認められ、楊州市は今年の3月、ユンホに感謝牌と名誉市民証を贈呈した。さらに、ユンホの故郷である光州市には、日本のファンが6年前から善行をおこなってきたことが知られ、感動を与えた。


入隊時に約束した通り、「すてきな怪物」となってファンのもとへついに戻ってきたユンホ。本人の努力とファンの支えがあったからこそ兵役を無事に終え、そのありがたい気持ちを「東方神起として返していく」と、新たな約束をしてくれた。チャンミンと再会する8月が待ち遠しい。


THE FACT JAPAN

※THE FACTのカメラマンが撮った別の写真は、こちらへhttp://bit.ly/2oXh4Lb



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