G-DRAGONが、ブラックスーツにフェドラ、そして黒い犬たちに繋いだチーンを握っている男たちの間で、グリーンのジャケット、金髪の髪型で堂々としたポーズを決めている。|XXLキャプチャ |
[スポーツソウルドットコム|パク・デウン記者] BIGBANGのG-DRAGONが、アメリカのメディアとのインタビューで、ヒップホップを初めて接したきっかけや、デビューに至るまでの過程について打ち明けた。
アメリカのヒップホップ専門雑誌「XXL」は、11日の午前「韓国人ラッパーのG-DRAGON!K-POPと新しいアルバム、そして過去のスキャンダルを語る」(Korean Rapper G-Dragon Talks K-Pop Hype, New EP and Past Scandals)というタイトルの独占インタビュー記事を報道した。
G-DRAGONはインタビューで、ヒップホップを初めて接したきっかけについて「9才になったばかりの頃、Wu-Tangの『C.R.E.A.M』を聴いた。それまではヒップホップは全然知らなかった。Wu-Tangに出会う前までは、大衆歌謡を聴きながら振り付けなどを真似した」と述べた。
続いて、Wu-Tangを接した過程について「ラップよりはダンスに興味があった。ある日友達がWu-Tangを紹介してくれて『Enter the 36th Chambers』を演奏してくれた。とても衝撃だった。その時から彼の他のアルバムを探しはじめた。当時はインターネットがなくて、音盤やMVを見つけるのが大変だった」と当時を回想した。
G-DRAGONは、「とりあえず見つけた音盤とMVは何度も繰り返してみたし、初等学校(小学校)の5年生になった時は作曲に挑戦した。本当に辛い作業だった。しかしやれた。その後、当時はアンダーグラウンドジャンルだった韓国のヒップホップを聴きはじめた」と付け加えた。
“HIP-HOP FLEX2001”を通じて、幼い歳でデビューした彼は、デビュー過程についても打ち明けた。
「当時韓国ではヒップホップを接することができる空間がなかった。だからPeople Crew(韓国のヒップホップグループ)は、ラップやヒップホップダンスを教えながら、サマースクールを開催して、私は母にお願いしてラップを学ぶために参加した。People Crewの所属アーティストたちに賞賛を受けて、彼らが、4人組ヒップホップのX-Teenのリーダーに、私のことを紹介してくれた。その後彼らの曲にフィーチャリングとして参加することができて、韓国では最も幼いラッパーになった。そんな私を、YGエンタテインメントが抜擢してくれて今に至った」と説明した。
他に「YGから離れ独立してもいいのではないか」という質問には「YGは、私が幼い時からいたところで、他のところは考えたこともない」と述べながら「YGは音楽作業に最高のコンディションを提供してくれている」と強調した。
また、ラッパーではなく、アイドルとしてデビューした理由については「私のルーツはラップ とヒップホップだ。BIGBANGはヒップホップを基盤にする音楽をしているので、気にしていない。だけど、結局私はラッパーになるはず」と説明した。
最後に剽窃論争について「韓国でサンプリングに対する理解度が低いため、剽窃論争が起こったのではないか」という質問に「文化というのは変わるものだ。私だけではなく、多くの人々が新しい文化を創造することに努力している。誰もがある小節が似ていると感じることは可能だ。彼らがそういう風に感じたら、それは仕方ないことだ。しかし私自身に恥をかかせることはしなかった」と述べた。