チョン・ウソンが韓国政府が作成した“文化芸術家ブラックリスト”に載った理由が注目されている。|THE FACT DB |
俳優チョン・ウソンが“文化芸術家ブラックリスト”に自分の名が載ったことについて語った。
“文化芸術家ブラックリスト”とは、韓国大統領府が主導して作成したとされる文書。政府の政策などに反する意見を表した文化・芸術界の人物や団体など計9473人の名簿がリスト化されていると報じられている。
これまで特別な政治的発言をしたことがないチョン・ウソンが、同ブラックリストに載った正確な理由は現在までに明らかになっていない。ただ、2014年の旅客船セウォル号沈没事故当時、自分のTwitterなどを通じて黄色いリボンで犠牲者を追悼したことがあり、それが“ブラックリスト”になった理由とされる。
俳優チョン・ウソンが2014年の旅客船セウォル号沈没事故当時、自分のTwitterに投稿した、犠牲者を追悼する写真。|本人のTwitter |
“文化芸術家ブラックリスト”に自分の名が載ったことを確認したチョン・ウソンは最近、公式の場で「僕の名前がブラックリストに載ったのを知らなかった」と話し始めた。続いて、「言いたいことを言う人生が一番良いと思う。人は自由に表現しなければならない」とし「利害が一致しないことはいつの時代にでもあったが、その時代の既得権層に抵抗すると、ブラックリストに名前が載ることになる」と話した。
チョン・ウソンは「気にしない。ブラックリストは彼らが作っただけで、私たちは、私たちが話したいのを話せばいい」とはっきりと語った。
THE FACT|パク・デウン記者