韓国映画「釜山行き」は、16日(現地時間)に開かれた「第49回シッチェス映画祭」の閉幕式で監督賞と視覚効果賞を獲得した。|ぺ・ジョンハン記者 |
千万観客を動員した韓国映画「釜山行き」が、スペインで開催されたシッチェス・カタロニア映画祭で2冠に輝いた。
「釜山行き」は、未曾有の災難が韓国を襲った中、釜山行きの列車に乗った人々の生存をかけた死闘を描いた映画。俳優コン・ユをはじめ、キム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク、チェ・ウシク、アン・ソヒ、キム・ウイソンなどが出演し、観客の好評を得た。同映画は8月に開かれた第20回ファンタジア国際映画祭でも大賞を受賞するなど、世界的な映画祭でも好評を受けている。
シッチェス映画祭は世界3大ファンタスティック映画祭の一つで、スペイン・バルセロナ近郊にあるシッチェスで毎年10月に開催される。今回の同映画祭では「釜山行き」のほか、ナ・ホンジン監督の「哭声」(原題)が撮影賞とフォーカスアジア部門の最優秀賞など2冠を達成した。パク・チャヌク監督の「お嬢さん(アガシ)」(原題)も観客賞を受賞した。
THE FACT|カン・スジ記者