写真:FNCエンターテインメント |
FTISLAND、CNBLUE、AOAなどが所属するFNCエンターテインメントの初ダンスボーイズグループSF9(エスエフナイン)が、デビューショーケースを開催した。
5日午後、ソウルのYES24ライブホールにて行われたSF9のファースト・シングル「Feeling Sensation」発売記念ショーケースでは、9人のメンバーが登場して、デビューのためにこれまで培ってきた努力の成果を噴出するステージがお披露目された。
グループ名であるSF9は、センセーショナル・ファースト・9(Sensational First 9)の略で、Sは世界を驚かせる少年たちを、FはFNCと漢字の“久”と数字の“9”で、久しく活動していくという意味を持っている。メンバーには、FNCのトレーニングシステム“NEOZ SCHOOL”出身でありながら、今年の6月、FNCとMnetがタッグを組んで制作したプロジェクトバラエティ「d.o.b : Dance or Band」を通じてデビューすることが確定されたヨンビン、インソン、ジェユン、ダウォン、ロウン、ジュホ、テヤン、フィヨン、チャニで構成された。
写真:FNCエンターテインメント |
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ショーケースは、タイトル曲『ファンファーレ(Fanfare)』のステージでスタートを切った。トラップヒップホップとエレクトロジャンルが相まったダンスチューンに合わせ、メンバーらは緊張した表情をみせながらも、息ぴったりな群舞を披露。一瞬にして場内の空気を圧倒するパフォーマンスで視線を引きつけた。
続けては2曲としてイントロの振り付けが印象的な『K.O.』を披露し、前曲とはまた違う魅力をアピールした。
(左上から時計回り方向)ヨンビン、インソン、ジェユン、ジュホ、チャニ、フィヨン、テヤン、ダウォン、ロウン(中央)|写真:FNCエンターテインメント |
会見が始まると、メンバーらはこれからの覚悟と力強く語った。まずインソンは「修飾語について考えて見ましたが、“少年と男の境界線にあるグループ”と呼ばれたいです。僕らは少年のようなコンセプトと男らしいコンセプトの両方が可能だと思います」と幅広い力量を揃えていることをうかがわせた。
また、SF9のメンバーらは多様な芸で現場を沸かせた。最初に芸を披露したダウォンは、ドラマ「その冬、風が吹く」の男主人公を演じたチョ・インソンと、アメリカドラマに出演する韓国人キャラクターのモノマネを披露して、笑いを誘った。
ロウンは、「僕の必殺技ですが、銃に撃たれた演技をやります」としながら、韓国、日本、中国の3つのバージョンでユニークなモノマネを繰り広げ、場内を沸かせた。
テヤンは大先輩であるJYJのジュンスの歌をモノマネし、チャニは「フライドチキンが食べたいです」とかわいらしい愛嬌をみせた。
特に、ドラマ「シグナル」で優れた演技力をみせたことで一躍注目を集めたチャニは、「みんな前ばかりをみて走ってきました。朝日と夕日も見れないくらい一生懸命練習に励みました」と、これまでの努力を打ち明けた。
最後にメンバーらは、「今まで待っていてくださっただけに、その期待に応えられるよう頑張っていきたい。プレッシャーもあるけれど、一生懸命やっていきたい」と、覚悟を伝えた。
SF9のファースト・シングル「Feeling Sensation」は、タイトル曲『ファンファーレ』をはじめ、攻撃的なサウンドとストレートな歌詞でカリスマ性を放つパワフルなダンス曲『K.O.』、好きな女性への気持ちを表現した甘い雰囲気のミディアムテンポの『Together』など全3曲が収録されている。(10月5日発売)
THE FACT|カン・スジ記者