MBCドラマ「W」の主人公カン・チョル役を演じたイ・ジョンソク。|写真:MBC |
ウェブ漫画を題材に2つの世界を描くユニークなストーリーで視聴者を魅了したMBCドラマ「W」のソン・ジェジョン脚本家(ドラマ「ナイン〜9回の時間旅行〜」、「イニョン王妃の男」などを執筆)が、同ドラマの男主人公を演じた俳優イ・ジョンソク(27)を絶賛した。
20日、ソウルのMBCでは、9月14日に放送終了した水木ドラマ「W」のソン・ジェジョン脚本家を迎え、記者懇談会が行われた。
ここでソン脚本家は、「W」の世界を見事に完成してくれた2人の男女主演、イ・ジョンソクとハン・ヒョジュとのエピソードを語りつつ、特に、イ・ジョンソクについては「ドラマにリアリティを与えてくれたイ・ジョンソクのビジュアルに感謝する」と述べた。
また彼女は、「『W』は、漫画のキャラクターのようなルックスを持っている俳優を見つけることがもっとも重要だったが、第1話をみて感動した。彼はこの作品にすばらしいリアリティを与えてくれた」と、イ・ジョンソクを絶賛した。
MBCドラマ「W」のソン・ジェジョン脚本家。|写真:MBC |
イ・ジョンソクが演じたカン・チョルのキャラクターについては、「年齢を30歳に設定し、私と同い年(45歳)のマインドを持つ人として人物像を作った。彼にとってはとても大変な演技だったと思うし、違うドラマを同時に3本ほど撮っているかのような気持ちだったはずだが、最後まで頑張ってくれてありがたい。そういう演技をやりのけたことで、彼もきっと自分の限界値を伸ばせたと思っている」と、熱演をみせてくれたイ・ジョンソクに感謝の気持ちを伝えた。
イ・ジョンソクは「W」で、オリンピックの射撃金メダリスト出身で、個人資産約800億円を保有する実業家へと成長したウェブ漫画“W”の主人公カン・チョル役を演じ、現実世界でいきる女医オ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ)と2つの世界を行き来しながら事件を解決していく熱演を披露。視聴者からも好評を博した。
THE FACT|ユン・ソヒ記者