Photographer田中聖太郎 |
バンドCNBLUEのギター&ボーカル、イ・ジョンヒョンが8月18日、東京国際フォーラムホールAで、初のソロツアー『1st Solo Concert in Japan~Welcome to SPARKLING NIGHT~』ファイナル公演を開催。本ツアーは7月27日にソロアルバム『SPARKLING NIGHT』の発売を記念したもので、大阪・名古屋・東京の5公演でのべ約1万8000人を動員した。
濃緑のスーツ姿で登場したジョンヒョンは、アルバム『SPARKLING NIGHT』のリード曲「Moonlight Swing」でダンサーを従えスタート。「Call Me」や「Pina Colada」でも、ダンサーとリズムに乗りながら軽くダンスとCNBLUEでは見られない姿を披露。音を奏でるバンドもドラム、ベース、ギターに、キーボード、男女コーラス、そしてサックスが加わったCNBLUEとは異なる編成。何よりも、ボーカルに徹し、目を閉じながらギターを持たずに歌う彼の姿は新鮮だ。ジョンヒョンがギターを手にしたのは、アコースティックギターを奏でながら歌った9曲目の「IRONY」とブルースギターをじっくり聴かせる「Nothing」との2曲だけ。ソロアーティストとしては、ボーカルに注力しているのが感じられた。
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「ライブで歌うって、怖いことなんです。昔は僕も怖かったけど、CNBLUEとしてライブをたくさん経験して、今は僕の一部になった。でも、CNBLUEがなかったら、ひとりで歌うのは怖かったかも。強い人にしてくれたみなさんに感謝したいです」と言う言葉が印象的だったが、「みなさんにいっぱい会えるように、いい曲をたくさん作って頑張りたい。今年、もう30曲作って、来年用の曲も作っている。来年もまた、(ソロ活動を)できたらと思います」というファンへのプレゼントのような宣言に、会場も大喜び。
また、最近ハマっているという「ポケモンGO」の話題に。「夕べも寝ようと思ってチェックしたら、すごいのが出て、テンション上がって夜中2時に代々木公園へ。マネージャーと男3人で、笑いながら深夜の渋谷を走った。何やってるんだ、俺たち」と、少年のように熱く語った。
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アンコールでは『SPARKLING NIGHT』のリード曲候補だったという「SHINE DROP」を演奏。CNBLUEの新潟公演で夜空を見上げたときにできたという「STARLITE NIGHT」では、ファンが“永遠に一緒”とハングルで書かれたカードを掲げるというサプライズイベントも。ひとり残ったジョンヒョンがアカペラで「笑顔をありがとう」と歌いだすと、会場から「a.ri.ga.tou.」の大合唱が沸き起こる。トリプルアンコールの「Blind Love」では、ファンも大きな声をふりしぼってジョンヒョンと大合唱。ステージ前にファンを呼び寄せマイクを渡して歌わせるなど、最後までファンと一体となったライブを展開した。
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なお、「イ・ジョンヒョン(from CNBLUE) 1st Solo Concert in Japan ~Welcome to SPARKLING NIGHT~」は、10月16日21時よりフジテレビNEXT/NEXTsmartにてテレビ初放送が決定。また、日本デビュー5周年を迎えるCNBLUEは、12月10日、11日に幕張メッセで開催される「2016 FNC KINGDOM IN JAPAN - CREEPY NIGHTS-」への出演が決定しているが、ジョンヒョンは、そこでもソロステージを披露する予定だ。
THE FACT JAPAN|野崎友子