ユチョン。|THE FACT DB |
JYJのメンバーで俳優のユチョン(30)を性的暴行の容疑で最初に告訴した女性A氏が、従兄とともに拘束された。
ソウル中央地裁は5日、ユチョンを訴えたA氏に対し虚偽告訴および恐喝未遂の容疑で、A氏の従兄には恐喝未遂の容疑で拘束令状を出した。A氏、従兄とともに江南警察署が請求したA氏の交際相手B氏に対する拘束令状は棄却された。
裁判所は、A氏と従兄に対しては「犯罪事実が疎明され、証拠隠滅あるいは逃亡の恐れがある」と拘束令状を出す理由を説明した。
A氏の従兄は京畿道・高陽市一山地域で活動する暴力団の組員として知られており、ユチョンは警察へ出頭した当時、A氏らに「性的暴行容疑で告訴する」と脅しを受け、5億ウォンを要求されたと供述した。
警察は、A氏がユチョンに対する告訴を取り下げた後、1億ウォンの取り引きがあった状況を確保し、その目的と性格を糾明するために補強捜査を進めていた。当初警察は、A氏らに恐喝容疑を適用する予定だったが、心証だけがあり、その金が恐喝行為の対価だったという直接的な証拠は確保できなかったため、恐喝未遂の容疑となった。
ユチョンは6月10日から、A氏をはじめに総4人の女性から性的暴行の容疑で訴えられた。その後ユチョン側は、A氏と2人目の女性を虚偽告訴の容疑で逆告訴した。
7月15日、警察はユチョンに対して嫌疑なしの処分を下し、事件は不起訴意見で送致された。しかし、警察はユチョンが告訴女性のなか1人に金品支給を約束し、性的関係を行った後、対価を払わなかった状況を確認し、性売買と詐欺容疑を当てはめ、起訴意見で検察に送致した。
THE FACT|クォン・ヒョクキ記者