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バラード歌手として人気を誇るソン・シギョンが「SUNG SI KYUNG Japan Concert 2016 〜HARU〜東京」をBunkamuraオーチャードホールにて3月29日・30日の2日間にわたり開催した。
「Everything」で登場したソン・シギョンは、その後日本語であいさつ。少しふっくらした姿だったが「足を骨折して2カ月ほど仕事を休んでいた間、食べる・飲む・寝るを繰り返していて太った」そう。しかし、日本公演に向け飲酒を断って20日間になるとも明かし、意気込みを示したうえで「太ったので豊かな声量で頑張ります」と笑いを誘った。
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「もう一度さよなら」「サボテン」「微笑天使」「僕に来る道」などの代表曲はもちろん、「Melody」(玉置浩二)「さよならは言わない」(小田和正)などの日本楽曲などアンコールを含め全20曲で観客を魅了したソン・シギョン。
現在は韓国で7本のレギュラーをもつ人気タレントとしても活躍中だが「自分がテレビのMCをこんなにするとは思っていなかったし、38歳になるなんて思ってもいなかった。まして結婚もしていない。肌と体の調子が良かったころを懐かしく思う」と語ると、「芸能人として生きることがそんなに楽しくないことや、いろんなことに傷ついたり、ストレスを感じることもある」と吐露。しかし「それでもこんなに長い期間、歌手として愛していただいていること、また海を越え、音楽も文化も違う方々に癒され、幸せを感じる。僕を温めてくれて、傷を治してくれる。幸せです。ありがとうございます」とファンに感謝の気持ちを伝えて、ライブを閉じた。
THE FACT JAPAN|野﨑友子