[コラム] 大麻吸引事件の容疑者Aは、ヒップホップ歌手のアイアン…
入力 : 2016-04-02 16:07:39 / 修正 : 2016-04-02 16:07:39


芸能人の大麻吸引事件で容疑者と挙げられていたA氏は、有名ヒップホップ競演番組「SHOW ME THE MONEY3」で準優勝した歌手のアイアンだった。|THE FACT DB


芸能人の大麻吸引事件で容疑者と挙げられていたA氏は、有名ヒップホップ競演番組「SHOW ME THE MONEY3」で準優勝した歌手のアイアン(本名:チョン・ホンチョル、24)であることが、わかった。


1日午後、ソウル瑞草警察署は「有名ヒップホップ歌手など、常習的に大麻を吸引した10人を、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で不拘束立件した」と明らかにした。この中には、アイアンのほか、J氏、S氏、C氏、そして「スーパースターK3」出身であるP氏が含まれている。皆ラッパーでプロデューサー、有名アイドルグループの元メンバー出身の歌手、ヒップホップ関連作曲家など、名を挙げればわかる芸能人たちだ。
警察の捜査結果、彼らは昨年の3月から年末まで、インターネットやクラブなどで会った外国人を介して大麻を購入し、互いの自宅を行き来しながら数回におよんで大麻を吸引したという。


芸能界の覚せい剤事件は、忘れかけると再び浮上する頑固な病弊となっている。大麻を吸った容疑で2011年に控訴審を通じて懲役2年6ヶ月・執行猶予4年を宣告された俳優キム・ソンミンは、昨年に麻薬の誘惑を耐えず再び手を出し、2度目となる起訴で大衆的な公憤とともにやるせない気分を与えた。


俳優キム・ソンミン、タレントのエイミー。|THE FACT DB


◆キム・ソンミン、エイミー、チョ・ドクベ、E-Sensに続き、今度はヒップホップ歌手…
キム・ソンミンに続き、タレントのエイミーも常習的なゾルピデム(睡眠誘導剤、麻薬及び向精神薬取締法における第3種向精神薬である)の使用で世間を騒がせた。2人とも同類の事件で再犯、三犯までの汚名を残した。


歌手のチョ・ドクベとE-Sensも数回におよんだ麻薬の投薬が摘発され、世間から厳しい批判を受けた。チョ・ドクベは1990年代まで4度にも渡る麻薬事件を起こし、昨年10月にはなんと7度目となる事件に名を挙げ、E-Sensは昨年4月、2011年に大麻を吸った容疑が初めて摘発され、3度目となる大麻吸引が摘発された。


◆ミュージシャンに多い…問題は誘惑
彼らのほかにも、TROYのメンバーであるBUMKEY、歌手CROWN Jが海外で大麻を購入して吸った疑いでそれぞれ警察調べを受けた。BUMKEYは2012年8月から翌年9月まで知人2人にヒロポンとエクスタシーを販売し吸った容疑で、CROWN Jはアルバム制作のためにアメリカで滞在中に大麻を吸った容疑だった。


女性芸能人の売春事件が衝撃を与えてまもなく、今度は麻薬事件が世間を騒がせている。麻薬関連事件は、自分に害を与えた犯罪という部分で、芸能人の飲酒運転、性暴行などとともに、一旦関わればイメージに致命的なダメージを与え、世論も社会的な犯罪として大きく取り扱っている。


歌謡界に長く携わってきたとある芸能関係者は、「過去に、チョー・ヨンピル、イ・スンチョルなどの事例でみたように、俳優よりは歌手が麻薬に手を出すことが多い。これは音楽に深くハマってから受けるストレスのため」としながら「認識がだいぶ変わって浄化されているとは思うが、相変わらず一部の若いミュージシャンたちが誘惑に落ちてしまう事実には心が痛む」と伝えた。


THE FACT|カン・イルホン記者



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