JYJ ジェジュン、待望のニューアルバム「NO.X」を徹底分析
入力 : 2016-02-12 16:52:33 / 修正 : 2016-02-12 16:52:33


© C-JeS Entertainment


2月12日、JYJのジェジュンが待望のニューアルバム「NO.X」を発表した。


2013年10月、ファーストアルバム「WWW」の発売以来、およそ2年4ヶ月ぶりで発表した2枚目のフルアルバムには、ブリットポップ、ブルース、ポストグランジ、ハードロップ、ポップパンク、バラードなど多彩なジャンルの12トラックが収められた。
半年をかけて制作した今作に、ジェジュンは自作2曲をはじめ全9曲の作詞に参加。何より、アルバムの完成度を高めることに主力した。


1月26日、自身の誕生日を迎えてファンのためにサプライズとして先行公開した収録曲『それ知ってる?』は、発売直後から韓国の主要チャートで持続的な人気を集めており、タイ、香港、ベトナムなど16カ国のiTunesシングルチャートで首位を記録した。


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タイトル曲『Love You More』は、JYJの2ndアルバムのタイトル曲『Back Seat』とXIAの3rdソロアルバムのタイトル曲『FLOWER』を手がけた作曲家テワンの作品。強烈なサウンドとダイナミックなグルーヴが合わさったこの曲は、始めから最後まで緊張感溢れるビートとともに、踊るようなリズムギターのリフが魅力的に流れるポップパンクナンバー。
まるで駆け引きをするかのようなジェジュンのリズミカルなヴォーカルが鑑賞のポイントで、“すべてをあげたい、毎日を愛してると言っても足りない気持ち”を積極的に表現した歌詞と、中毒性の強いサビがオーディエンスたちを魅了する。


さらに、入隊前のコンサートでサプライズとして披露した『Breathing』と『Good morning night』をはじめ、これまで惜しまず格別な愛を送ってくれたファンへの気持ちを書いた『また会うけど、また会うだろうけど』、自作曲の『恨みます』『Good luck』など宝石のような12曲が収録されている。


このようなジェジュンの新譜に対して、歌謡関係者や評論家たちは、「彼の声は、波長ではなく、響きを収めている。音域をコントロールできるテクニックを持っているジェジュンは、音楽的なセンスが際立つアーティストとして、技巧より感情を伝えることに集中する唱法。安定さを感じさせてくれる」と評価した。


「ファンのために特別な何かを残したい」という気持ちで、ジェジュンが入隊を控えて地道に準備していた2ndフルアルバム「NO.X」には、以下の楽曲が収録されている。


1.『Good Morning Night』
 (Lyrics by ジェジュン /Composed by キム・テワン、イ・オウォン / Arranged by キム・テワン、イ・オウォン / Guitar タミー・キム/ Bass イ・テユン / Drum カン・スホ / Chorus キム・テワン)
ファンキーで強烈なギターサウンドと華麗なドラムプレイが印象的なポップパンク。夢幻的な歌詞と秀麗なメロディライン、軽快なリズムが完ぺきな調和を成す。清涼感あふれるバンドサウンドに、ジェジュンのセクシーなボイスが加わったこの曲は、今日も夜の上を走る青春たちに伝えるセレナーデ。


2.『引き出し』
(Lyrics by キム・イナ / Composed by David Mercy, PalleHammerlund, Amir Badr, Zachary Moon / Arranged by David Mercy, PalleHammerlund, Amir Badr, Zachary Moon / Guitar David Mercy, PalleHammerlund/ Drum カン・スホ / Chorus パク・ウヌ) (Original Publisher: Scandinavian Songs AB / Sub-Publisher: Music Cube, Inc)
韓国でトップクラスの作詞家と挙げられるキム・イナが温かい感性を収めたロックバラード。イントロに流れる玲瓏としているギターのアルペジオと華麗に展開される後半部。そして、なぜか寂しさを感じさせるジェジュンのヴォーカルがずっと耳元にとどまる楽曲だ。


3.『Love You More』(タイトル曲)
(Lyrics by キム・テワン /Composed by キム・テワン、Ye-Yo! / Arranged by Ye-Yo!/ Keyboards オク・ジェウォン / Guitar タミー・キム / Bass イ・テユン / Chorus キム・テワン)
まるで駆け引きをするかのようなジェジュンのリズミカルなヴォーカルが鑑賞のポイントで、“すべてをあげたい、毎日を愛してると言っても足りない気持ち”を積極的に表現した歌詞と、中毒性の強いサビがオーディエンスたちを魅了する。


4.『Love You To Death』
 (Lyrics by ジェジュン / Composed by NiclasLundin, Anton MalmbergHÅrdAfSegerstad/ Arranged by NiclasLundin, Anton MalmbergHÅrdAfSegerstad / Guitar チョン・ジェピル / Drum カン・スホ / Chorus キム・ヒョス) (Original Publisher: Scandinavian Songs AB / Sub-Publisher: Music Cube, Inc.)
天国にいるヒトに伝えるメッセージを描いた楽曲。優しいながらも壮大に雰囲気のサウンド、哀絶なジェジュンのヴォーカルがうまく合わさったブリットポップだ。特に、サビの各小節には、空に触れようとするジェジュンの心を込めたささやきが魅力的に伝わってくる。


5.『Good Luck』
(Lyrics by ジェジュン / Composed by ジェジュン、クォン・ビンギ / Arranged by クォン・ビンギ、チャン・イソク / Guitar チャン・インソク / Drum カン・スホ / Bass チェ・フン / Chorus Sam Carter)

シンプルでヘビーなギター、ベース、ドラム3拍子が完ぺきなバランスをとれた楽曲。ストレートで冷やかすような歌詞が視線を引くこの曲は、ハードロックジャンルでジェジュン特有のダイナミックなヴォーカルが激しく展開される。ロックンロールの軽快さとパンクの重みがポイント。


6.『恨みます
(Lyrics by ジェジュン /Composed by ジェジュン、パク・イル / Arranged by パク・イル / Synth & Keyboards パク・イル / Organ チョン・ドゥリ / Guitar タミー・キム、チャン・インソク / Drum カン・スホ / Bass イ・テユン / Chorus パク・ウヌ)

別れるヒトの後ろ姿を見つめる残されたヒトの視点で書いた歌詞が印象的な楽曲。ジェジュンの嘆くような歌声がヴィンテージなドラム、オルガンサウンドと加わって深い響きを哀絶に伝えるブルースナンバー。


7.『Welcome To My Wild World』
 (Lyrics by 会長 / Composed by Damon Sharp, Jason Mater / Arranged by Damon Sharp, Jason Mater / Drum カン・スホ / Chorus Sam Carter) (Original Publisher: Can't Get Enough Damon Music / Sub-Publisher: Fujipacific Music Korea Inc.)
夢のために世の中へ走っていく自分の情熱を目覚めようとする意志を収めた楽曲。オルタナティヴジャンルに基づいた早いテンポのポストグランジのロックナンバーだ。時には狂うことで世の中に立ち向かえるという叫びを収め、迷わずクールに響き渡るジェジュンのボイスが印象的だ。


8.『Breathing』
(Lyrics by ジェジュン / Composed by Edward K / Arranged by Edward K / Guitar Edward K /Piano & Keyboards Richard K / Bass Edward K / Chorus 777)
自分が生きる理由。存在の理由はまさに君だと伝えるプロポーズソング。甘くてロマンチックな気持ちを収めたジェジュンのヴォーカルが、スローテンポのリズムと調和されている。“すべてが美しい。まるで天国を歩いているようだ”という女心をくすぐる歌詞から彼の気持ちを感じられる。


9.『All That Glitters』
(Lyrics by ジェジュン / Composed byKaren Ann Poole, Fraser T. Smith / Arranged by Karen Ann Poole, Fraser T. Smith / Drum カン・スホ / Chorus Sam Carter) (Original Publisher: Universal Music Publishing Ltd. / Chrysalis Music Publishing / Sub-Publisher: Universal Music Publishing Korea)
エレクトロニクスシンセサウンドとバンドサウンドが調和を成したブリットポップジャンルの楽曲。ヴォーカルの強弱の調節が際立ち、暗くて寂しい雰囲気を表現する歌詞が印象的だ。


10.『また会うけど、また会うだろうけど』
(Lyrics by ジェジュン / Composed by ソンヒョン、ペク・ムヒョン /Arranged by ソンヒョン、ペク・ムヒョン / Piano チョ・ヒョンソク)
今まで大切な時間をともにしてきたファンへの気持ちを書いた手紙のような楽曲。“別れという言葉も口にしたことはないじゃない。弱くならない僕をよくわかるじゃない。ただ君がそばにいないから。また会えるけど、今は会えないから切ない”という真心を込めた歌詞に、ジェジュンの声とピアノ、ストリングが加わったバラード。


11.『それ知ってる?』
 (Lyrics by ジェジュン / Composed by Daniel Davidsen, Peter Wallevik, Patrick Devine / Arranged by Daniel Davidsen, Peter Wallevik, Patrick Devine / Drum カン・スホ / Chorus キム・ヒョス) (Original Publisher: Kobalt Music Services Ltd, WALLEVIK MUSIC AB, Patrick Joseph Devine / Sub-Publisher: Fujipacific Music Korea Inc.)
ジェジュン特有のヴォーカルトーンに、恋に落ちた男の心情を率直に収めた歌詞。シンプルなアコースティック風のアレンジの組み合わせが際立つポップナンバーで、ジェジュンが歌詞を書いた。愛する女性に対する気持ちをウィットに富んだ言葉と愛情をたっぷりと込めた気持ちで告白するジェジュンの愛嬌あふれる声がリスニングのポイント。


12.『Run Away』
(Lyrics by ジェジュン / Composed by Neil Athale, Eden Ley / Arranged by Neil Athale, Eden Ley / Drum カン・スホ) (Original Publisher: Kid Gloves Music Ltd., Universal Music Publishing Ltd. / Sub-Publisher: Universal Music Publishing Korea)
ジェジュンの歌声とピアノ、パッドの音色が合わさって、まるで霧の中を歩くような夢幻的な雰囲気が感じられる。孤独な感情を収めた歌詞が最後まで集中させる不思議な魅力を持つ深い余韻を残す楽曲。



[Pre-listening] KIM JAE JOONG - 2nd Album 「NO.X」https://youtu.be/llencJTE7k4



THE FACT JAPAN



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