ユ・スンホ主演ドラマ「リメンバー」の撮影現場。|LOGOSFILM |
俳優ユ・スンホが激しい豪雨の中で6時間も嗚咽演技を繰り広げ、現場スタッフから大きな拍手を受けた。
新水木ドラマ「リメンバー - 息子の戦争」の制作陣は28日、ユ・スンホの嗚咽演技撮影現場の写真を公開した。
ユ・スンホは去る16日、ある葬儀場で行われた撮影で、まるで実際のように渾身の力振り絞った嗚咽演技を披露し、現場の雰囲気を圧倒した。この日の撮影は、女子大生殺人事件の被害者であり、隣人であったオ・ジョンア(ハン・ボベ)のお弔いで葬儀場に来たユ・スンホの父チョン・グァンリョルが殺人容疑者として名指され、いきなり刑事に連行されるシーンだった。ユ・スンホは逮捕される父を目撃し、雨の中で野獣が咆哮するのかのように叫ぶ姿を切々と演じた。
特に、雨のシーンに設定されたこの日の撮影には実際に大雨が降り、劇中の切々さとドラマチックな雰囲気をよりリアルに表現してくれた。撮影チームはより強烈なシーンのために放水車まで動員し、前を見ることもできないほどの雨を降り注がせた。あまりにも激しい雨でユ・スンホの傘に穴ができるハプニングまで起ったという。
しかし、ユ・スンホは6時間も続けた撮影で寒さと豪雨にもかかわらず情熱を燃やし、現場のスタッフから大きな拍手を受けた。
新水木ドラマ「リメンバー - 息子の戦争」は、ユ・スンホが除隊後2年6ヶ月ぶりに地上波ドラマに復帰する初の作品で注目を集めている。彼は同ドラマで濡れ衣を着せられた父を救うために弁護士になる主人公ソ・ジヌ役を演じる。
制作社側は「ユ・スンホの目つきをモニターで見ていると、“何か他の俳優と違う”という妙な感じがする」とし「目つきだけですべてのことを言える俳優だと思う。しかも除隊後、その表現力と伝達力の面ではるかに成長した。その彼の魅力をドラマを通じてお見せしたい」と自信を表わした。
新水木ドラマ「リメンバー - 息子の戦争」は来月9日、韓国で初放送される予定だ。
THE FACT|キム・ギョンミン記者