今回演じられるチェ・ジュンギという人物は劇中で愛と野望の間で悩む人物に見えます。でも、一方では家族には優しくする姿を見ると温かみがある人物であることがわかります。実際、ソンジュンさんがジュンギと同じ状況だったら、愛と野望、どちらを選ぶと思いますか?
ソンジュンだったら・・・そうですね・・・。仕事と愛を両立させるほど頭が良くないと思います。ジュンギは戦略的な面を持ってるようだけど、僕自身はそのような面は持ってないと思います。例えば、仕事と恋愛だったら、その状況で、より愛情を持てるほうに傾くと思います。でも、そうですね・・・。やはり愛を選ぶべきだと思います。
野望を隠した内面の演技をするのは難しくなかったですか?
内面を表現するシーンの経験がそれほどまだ多くなかったので、それらを準備してお見せするのは難しいところがありますが、監督とよく話し合いながら演じてます。とりあえず、今までは視聴者の方や劇中の人物に野望を抱いていることを何とか隠し通すことでいっぱいいっぱいなんですが、これからはもう少し葛藤が深刻になる時が来ると思います。ジュンギ自身に愛する心が生まれたので、これから葛藤する部分が多くなると思います。
ジュンギと本人を比較したとき、似ている部分と異なる部分を教えてください。
ジュンギとの共通点を見つけるは難しいです。なぜならば私はまったく彼のようなタイプではないですから。私は何事も正直に、感情を隠さない、機嫌が悪い時もそれを隠さないタイプですが、ジュンギというキャラクターは機嫌が悪くても自分の野心のためには隠せる能力があるじゃないですか。それは私には足りないところで・・・。キャラクター上、似てる部分と言えば、母親との関係ですが、私は母親にダメ出しをするんです。大好きだけどダメ出しをしちゃう・・・(笑) 母親が私の部屋を掃除してくれるんですが、私の部屋に入って私の物に触ると・・・ (笑) 仲はとても良いんですよ!
ユイさんとは今回初めてドラマで息を合わせましたが、演技のために、相手役の俳優とより仲良くなるためのソンジュンさんならではの秘訣はありますか?
最初、ユイさんがいろいろと努力してくれました。私は少し人見知りするタイプで。。。ユイさんが私より年上ですが、ユイさんのほうから先に敬語を使わなくていいと話してくれて、結構短時間で仲良くなれたと思います。あ!それから、今回のドラマの予告映像の撮影の時、キスシーンがあったんですよね。それがきっかけでより近くなれたと思います。
ロマンスもありますが、チャンス(パク・ヒョンシク)との男同士の友情やケミストリー(相手役との相性)もあると思います。実際、パク・ヒョンシクさんとの相性はどうでしたか?
ヒョンシクがとても上手で、演技の息を合わせるのがとても楽でした。私こそヒョンシクに感謝する限りです。
ヒョンシクとは以前、お酒の席で一緒になったことがあります。今回のドラマに入る前ですが。
同じ年頃だし、プライベートの席でも会いますね。彼は先輩たちにもとても気遣いができる人です。特別エピソードと言うまでもなく、いつも常に楽しくヒョンシクとは過ごしてます。
脚本家のハ・ミョンヒ作家とは二度目の作品ですが、ハ作家の作品の魅力なり、台本を読みながら記憶に残ってる台詞などがあれば教えてください。
ハ・ミョンヒ作家の台本にはユニークなところがあるんです。日常的な話なのにユニークな感性で展開させる特別な能力をお持ちだと思います。ありきたりな話に退屈さを感じさせない力があると思います。実際、ジュンギがユナに告白するときも、普通のカップルならば「君のことが好きだ。俺と付き合ってくれ」と話すとしたら、ジュンギというキャラクターは「俺は車を持っている。そして住める家もある。そのほかにも色々持ってるから、俺と付き合ってくれ」と告白します。それが全然憎くなく、面白く感じるんです。
主人公の皆さんが同じ年頃ですが、撮影現場の雰囲気は?ムードメーカーは誰でしたか?
ムードメーカーは私なのでは?(笑) 私じゃなかったですね・・・。(笑)
みんながムードメーカーだと思います。誰か一人というよりも皆同じ年頃なので、いつも雰囲気が良いのが当たり前ですね。性格もみんな合いますし。ヒョンシクとは撮影じゃなくてもたまにプライベートでも会ってますよ。
©SBS |
『上流社会』(原題)
ユイ(AFTERSCHOOL)&ソンジュン&パク・ヒョンシク(ZE:A)
注目の若手が勢ぞろい!
家柄と自由の狭間でもがく若者たちの甘く切ないラブストーリー
「自分を本当に愛してくれる人と結婚したい。」家柄と自由の狭間で悩む、ひとりの財閥令嬢。彼女の切実な願いは叶うのだろうか? AFTERSCHOOLのユイ、『ハイド・ジキル、私』のソンジュン、ZE:Aのパク・ヒョンシクら、いま最も注目の若手が勢ぞろいした甘く切ない最新ロマンスがKNTVで日本初放送!
家族の愛情を受けることなく育った財閥の末娘ユナ(ユイ)は、真実の愛を求め、身分を隠してアルバイトをしている。そんなユナが恋した相手は、優しいジェントルマンに見えて、実は貧しさゆえに心に野望を秘めた男、ジュンギ(ソンジュン)だった。一方、ジュンギの親友でユナの見合い相手でもある財閥御曹司のチャンス(パク・ヒョンシク)は、ユナの親友で貧しい家柄のジイ(イム・ジヨン)と恋に落ちる。交差する人間関係と行き違う想い。そして縮まることのない身分差は、彼らの恋模様に暗雲を立ち込ませる・・・・・・。
見どころは何と言っても、主演4人の絶妙な掛け合い。凛々しく堂々とした性格のユナ役を健気に、そしてまっすぐに演じるユイ。心の内を隠してクールに振る舞うジュンギ役を落ち着いた魅力で演じるソンジュン。ナルシストだが情も深い御曹司のチャンス役を軽妙に演じるパク・ヒョンシク、身分相応に生きることを願う純情娘のジイ役をチャーミングに演じるイム・ジヨンら、それぞれの個性際立つ演技が何層にも折り重なり、最高のアンサンブルが生み出されていく!
財閥一族として生まれたユナとチャンス、家柄に恵まれなかったジュンギとジイ。複雑に絡み合う4人の運命。その行き着く先は? 韓国の格差社会の現実をリアルに描き出した傑作ラブストーリー!
【STORY】
財閥企業テジングループの末娘ユナ(ユイ)は、実の母からも忌み嫌われ、心に傷を負いながら生きてきた。身分を隠してユミン百貨店の食品売り場でアルバイトをしていたある日、母親からユミンの御曹司チャンス(パク・ヒョンシク)との見合いを強要される。チャンスの前でわざと嫌われる態度をとるユナだったが、待っていたのは、母からの激しい叱責だった。やがてユナは上司のジュンギ(ソンジュン)と付き合い始め、初めて訪れた幸せな時間を過ごす。ところが、ユナが令嬢であることに気づいているジュンギは、身分上昇の踏み台にしようと考えていた。
そんなある日、ユナが唯一、心を開ける相手である兄のギョンジュン(イ・サンウ)が事故で急死。ユナは兄の想いを継ぐため、テジングループで働くことを決意する。一方、ユナの親友でアルバイト店員のジイ(イム・ジヨン)と軽い気持ちで付き合い始めたチャンスは、次第にその想いを止められなくなっていた・・・・・・。
(c)SBS |
チャン・ユナ(ユイ/AFTERSCHOOL)
財閥企業テジングループの末娘。殺伐とした家庭のなかで愛情を感じずに育った。唯一の願いは「バッググランドではなく、自分を愛してくれる人と結婚すること」。親に内緒でユミンデパートの食品売り場でアルバイトをしているが、財閥の娘であることは、いっさい誰にも話していない。懐の大きなジュンギに恋心を抱く。
(c)SBS |
チェ・ジュンギ(ソンジュン)
ユミン百貨店の代理。高校時代からの親友であるチャンスの部下として手腕を発揮している。常にクールで合理的。貧しい家庭で育ち、親が苦労する姿に心を痛めてきたため、心ではチャンスに劣等感を抱いている。ユナの素性を知らないふりをして付き合いはじめるが、彼女への愛情も決して嘘ではない。
(c)SBS |
ユ・チャンス(パク・ヒョンシク/ZE:A)
財閥企業ユミングループの御曹司でユミン百貨店の本部長。「愛と結婚は別」と考え、遊びの恋愛しかしたことがない。ユナとは見合いした仲だが、食品売り場で再会し、友情を深めていく。一方で、いつも自分のプライドを傷つけてばかりのアルバイト店員、ジイのことが気になりはじめる。
(c)SBS |
イ・ジイ(イム・ジヨン)
明るく愛くるしい性格のユナの親友。ユナが財閥の娘であるとは夢にも思っていない。
両親が離婚しているため、お金の心配は尽きず、ユミン百貨店の食品売り場でアルバイトをしている。チャンスから猛アタックを受けるが、身分不相応なことがいつも気になってしまう。
『上流社会』(原題)
KNTVにて10月19日(月)日本初放送スタート
毎週(月・火)午後10時05分~11時15分
再放送:毎週(水・木)午前8時20分~9時35分
©SBS