俳優ソン・ガンホとユ・アインが主演を務めた映画「思悼」。来月公開予定。|映画「使徒」予告編のキャプチャ |
俳優ソン・ガンホとユ・アインが主演を務めた映画「思悼(サド)」がメイン予告編を公開した。
配給会社SHOWBOXは19日、イ・ジュンイク監督の新作「思悼」のメイン予告編を韓国の各ポータルサイトを介して初公開し、映画に対する期待感を高めた。
映画「思悼」は、どんな時でも王でなければならなかった父の英祖(朝鮮の第21代王)と、一瞬間でも息子でいたかった世子の思悼の物語で、韓国歴史に記録された最も悲劇的な家族史を描いた作品だ。
初公開された「思悼」のメイン予告編には、最も悲劇的な歴史事件として伝えられている英祖と思悼の強烈な対立が盛り込まれている。完璧な王になるために絶えず努力し続けた自分のように、世子の思悼もみんなに認められる王になることを望む英祖。そして王権を受け継ぐ世子として生まれたが、そのプレシャーに悩み続ける思悼。映像にはそんな二人の感情が交錯しており、二人に置かれている状況の辛さが感じられる。
さらに「これが我々の運命だ」と語る英祖の台詞と切なく泣き叫ぶ思悼の姿も登場。二人の悲劇的な運命を暗示している。
(映像 https://youtu.be/SR89DcvmAtY)
父親によって米びつに閉じ込められ、その八日後に死をむかえた思悼世子の事件を家族史として再解釈した映画「思悼」は、来月韓国で公開される予定だ。
THE FACT|ソン・ジヨン記者