(C)Tomoko Nozaki |
人気ダンス&ボーカルグループBEAST(ビースト)のメンバーであるドンウンが、「東雲 DONG WOON from BEAST」として7月1日にソロデビュー。7月5日、東京・渋谷タワーレコードでデビューミニアルバム『KIMISHIKA』のリリースイベント開催し、のべ約1000人のファンと触れ合ったドンウンが囲み取材に応じた。
日本語が堪能で、通訳なしで囲みに臨んだドンウン。今回は日本語で3曲の作詞に挑戦したが「マレーシアのコタキナバルで、『キミしか』と『アマスギルYOU』を書いたが、韓国語で先に書いて日本語にしたが、表現の違いが難しかったが、頑張った」と笑顔で応え、「練習生だったころからソロデビューは夢だったが、まだ夢みたい。本当にうれしい」と喜びを示した。
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今回のアルバムにはジュンヒョンの楽曲などメンバーの参加があるが、それについて「ジュンヒョン君は今まで長い時間一緒だったし、僕が歌いたい曲はちゃんと知っているので特に言わなくても僕に似合う曲を作ってくれたと思う。ドゥジュン君とヨソプ君と一緒に歌った『星になって』はコンサートの時に歌った曲。僕たちにもファンの皆さんにとっても良い思い出で、コンサートの時に感じた感情を残したかったので、『一緒に歌ってください』とお願いした」とメンバーの友情も明かした。
また、『KIMISHIKA』には絢香の「ツヨク想う」のカバーのほか、絢香がドンウンのために新曲「キミは知らない」を作曲して提供している。「絢香さんの『三日月』が大好きで、いろいろ聴いているなか『ツヨク想う』を知った。すごく意味のある曲だと思ってカバーをしたいと絢香さんにお願いしたら逆にお礼にと『キミは知らない』をプレゼントしてもらいました」と誕生の秘話を明かした。「あまり他の人に曲を提供していないのに、僕に新曲を書いてくださって感謝しています。いい結果を出したい」と語ったが、本作は、渋谷タワーレコードで2日連続1位、オリコンデイリーランキングで3位と好発進している。
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ドンウンは、BEASTのなかでは、特にカリスマを発揮するでもなく、目立つほうではない。しかし、今回のソロ活動でのリリースイベントでは、ファンの質問に直接指名して率直に、飾らない言葉で答えるなどその親しみやすさでファンを増やしている。「日本語は、日本のファンの皆さんに僕が話したいこと、気持ちを伝えたいと思って1年5カ月前から勉強を始めた」というが、そんな誠実さも手伝っているようだ。日本への愛着が大きいドンウンは日本でいま一番好きなのは石原さとみだと明かし、共演したい?との質問に「チャンスがあれば共演してみたいですけど、僕はまだまだですから…今頑張っています」と謙遜しながら答えるあたりにも彼らしさをのぞかせた。
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そして、今は「やっぱり、たくさんのファンの皆さんに会うのが目標です」と語った言葉に真実味と温かさを感じた。この後、8月3日に初のソロイベント「Hulu『BEAST CHANNEL』LIVE 東雲 DONG WOON from BEASTソロリリース記念パーティー」を東京・豊洲PITにて開催するドンウン。「ミニアルバム『KIMISHIKA』の曲はもちろん、楽しいことも準備しています!」とのこと。今後の活躍を楽しみにしたい。
THE FACT JAPAN|野﨑友子