「360 GAME ROAD FC 024 IN JAPAN」 ポスター&対戦表が公開
入力 : 2015-05-29 16:07:35 / 修正 : 2015-05-29 16:07:35

 

© 360 GAME ROAD FC 024 IN JAPAN

 

韓国のメジャースポーツ史上、初の海外進出となる「360 GAME ROAD FC 024 IN JAPAN」の公式ポスターと対戦表が公開された。メインイベントは、福田力(35・Grabaka)とチョン・オジン(21・TEAM MAX)のミドル級チャンピオンタイトルマッチ。


福田力は29戦のうち22勝も収めた勝率75.9%の強者。KO勝利の割合が45%もなるくらい、強くて正確なパンチを誇る。「ROAD FC」では4試合を行い、無効とされた1試合を除いてはすべて勝利した。


そんな福田力とチャンピオンのタイトルに挑戦するチョン・オジンは、ミドル級の新星と呼ばれる若手。パク・ジョンギョ(37・黔丹 正心館)とキム・デソン(31・Team Crows)を相次いで破り、勢いに乗っている。「ROAD FC」での経験は浅いが、4戦3勝1敗で勝率は高い。現在福田力の最も強力な対抗馬と評価されている。


メインイベント直前の試合は、“テクノ・ゴリアテ”チェ・ホンマン(34・フリー)とカルロス・トヨタ(43・Hard Combat)の試合だ。2005年から格闘技選手に転向したチェ・ホンマンは、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、セーム・シュルトなど世界的な強者たちと肩を並べた。


これまで立ち技の試合を主にしてきたチェ・ホンマンの立場では、全盛期を送った日本で総合格闘技の復帰戦に臨むことは一つの挑戦でもある。
チェ・ホンマンの復帰戦の相手は、カルロス・トヨタで、極真空手、ブラジリアン柔術など、さまざまな種目を経験した20年歴のベテランである。
グラウンドと打撃を等しく揃えただけに、ホンマンにとって手ごわい相手に間違いない。カルロスの戦績を見ると、5試合のうち、なんと4回もKO、TKO。それくらい強力な拳の持ち主であり、敗北した6試合のうち4試合は判定負けで、相手に圧倒された試合が少ない。


“釜山の重戦車”と呼ばれるチェ・ムベ(44・チェムベジム)と川口雄介(34・BLUE DOG GYM)の対決が第6試合で行われる。チェ・ムベは5月2日に開かれた「ROAD FC 023」で、ROAD FCデビューとともに格闘技の復帰を果たした。当時、対戦相手のルーカス谷(31・IMPACTO BJJ)を制圧する働きで勝利を収めた。彼は以前、日本の「PRIDE」でも活躍。韓国のファイターとして注目を集めた。


チェ・ムベの相手である川口雄介は、元DEEPメガトン級王者。16勝8敗の成績を収めたファイターだ。これまで25回の総合格闘技試合で16勝9敗という優れた戦績を収めた選手でもあり、2007年2008年まで「DEEP」で行った8試合すべてを白星に飾った実力者だ。


第5試合はミノワマン(39・KUMA GYM)とキム・デソンの試合。ミノワマンは105戦も出場した伝説的な人物で、ショーマンシップと実力を備えたファイターだ。技術が優れており、42㌢も高い身長のチェ・ホンマンを破ったこともある。
そんな彼の相手は、キム・デソン。総合格闘技戦績では2勝3敗を記録。ミノワマンとは比べられない戦績だが、WMUムエタイチャンピオンにまで上がった経験がある。


第4試合では、キム・スーチョル(23・チームフォース)と中原太陽(32・WAJUTSU KEISHUKAI GODS)が激突する。キム・スーチョルは1991年生まれの若手で実力を備えたファイター。ROAD FCでは最近、4連勝を記録した。4勝のうち3回はパンチで収めたTKO勝利である。


中原太陽も最近2連勝を収めている。総合格闘技通算成績は14勝7敗。最近の7試合では、1試合を除いてはすべて勝利。最近行われた試合では、UFCのベテランファイターであるマルコス・ヴィニシウスを相手にKOで勝利した。


第3試合はユン・ドンシク(42・フリー)と高瀬大樹(37・IAMI)の対決だ。「ROAD FC 022」で予定していた二人の試合がキャンセル。「360 GAME ROAD FC 024 IN JAPAN」でいよいよ激突することになった。
ユン・ドンシクはROAD FCで1勝1敗。高瀬大樹は1勝を記録中だ。お互いがディス戦を繰り広げてきただけに、今回の試合は二人の選手のプライドがかかっている。


第2試合は、今大会唯一の女性部の試合が予定。“美女ファイター”のパク・ジへ(24・Teampoma)と“日本格闘技界の女王”と呼ばれるしなしさとこ(38・INDEPENDENT)が対戦する。
パク・ジヘは「ROAD FC 021」でのデビュー戦で勝利し、今回2連勝を狙う。アンバーが特技としなしさとこは、32勝2敗2引分のベテラン。パク・ジへとは約20㌢の身長差があるものの、経歴で圧倒的な優位を占める。

※パク・ジへの負傷で、しなしさとこの対戦相手はイ・イェジに変更。


第1試合は、キム・スンヨン(25・SSABI MMA)と大原樹里(24・KIBA MARTIAL ARTS CLUB)だ。デビュー戦でナンディンエルデン(28・Team Fighter)の顔面に膝蹴りをヒット、印象的な勝利をみせたキム・スンヨンは、大原樹里を相手に2連勝に挑む。
大原樹里は16勝9敗の戦績を持つファイターだ。16勝のうち12回をKO、TKOで勝利した。強力な打撃を誇るだけにキム・スンヨンと熱い打撃戦が期待される。

※キム・スンヨンの事情で、大原樹里の対戦相手はイ・グァンヒに変更。


格闘技の激しい日韓戦を予告する「360 GAME ROAD FC 024 IN JAPAN」は、7月25日に東京・有明コロシアムで開催される。

 

「360 GAME ROAD FC 024 IN JAPAN」対戦決定カード
福田力 vs チョン・オジン
チェ・ホンマン vs カルロス・トヨタ
チェ・ムベ  vs 川口雄介
ユン・ドンシク vs 高瀬大樹
ミノワマン vs キム・デソン
キム・スーチョル vs 中原太陽
イ・イェジ vs しなしさとこ
イ・グァンヒvs大原樹里

 

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