JTBC水曜ドラマ「ソナム女子高探偵団」で描かれた女子高生の二人がキスする場面に対して、不快感を覚えたという視聴者たちの批判にドラマの制作陣が立場を伝えた。|放送画面キャプチャー |
女子高生の二人が濃密なキスシーンを演出したとして議論を引き起こした韓国の総合編成チャンネルJTBCの「ソナム女子高探偵団」側が、立場を示した。
同ドラマの関係者は26日、「女子高生同士のキスシーンは原作小説にもある内容で、監督はその場面をドラマでも演出する考えだった。そのため、あのキスシーンを撮影する前は関連内容について詳しく調べた」と説明した。
前日放送されたドラマの第11話では、ある女子高生の裸写真が流出された事件をめぐるエピソードが描かれた。その女子高生は書店で、密かに恋人に会うことにしたが、その恋人も同じく女子高生だった。しばらく口論になった二人は和解し、互いに対する感情を確かめながらキスをした。
放送後、視聴者たちは「女子高生たちがキスする場面をあえて入れる必要があったのか」と批判。キスシーンの水位が多少高かったという指摘もあった。
これに対してドラマの関係者は「撮影中にも慎重に考えて進めた。しかし、事実的に描くことが制作陣側の最終判断で、結果的にそういう場面になった」と言いつつ「濃度については決して適当に作ったシーンではない。時間をかけて資料を調べながらインタビューなどを行ってリアリティを生かすために努力した」と解明した。
THE FACT|チョン・ジニョン記者