MBC新時代劇「華政」に俳優のキム・ジェウォンが出演することになった。|写真:レインボーメディア |
俳優キム・ジェウォン(33)がお茶の間に帰ってくる。
所属事務所のWILLエンターテインメントは30日「MBC新時代劇『華政』の仁祖(インジョ)役に抜てきされた」と明らかにした。
13年10月に終映した主演ドラマ「スキャンダル」以来、約1年3ヶ月ぶりの復帰だ。
新時代劇ドラマ「華政(華麗な政治)」は、混沌の朝鮮時代を舞台に、権力に対する人間の欲望の嫉妬を描く作品。ドラマ「ファンタスティック・カップル」(06)、「私の心が聞こえる?」(11)、「アラン使道伝」(12)などの演出を務めたキム・サンホ監督と、時代劇「イ・サン」、「トンイ」、「馬医」などを執筆したキム・イヨン脚本家が意気投合した。
キム・ジェウォンが演じる仁祖は、李氏朝鮮の第14代国王・宣祖の長男として生まれ、光海君を廃位させ(仁祖反正)、第16代国王となる人物。国王になったあとにも、正当性のために貞明公主(朝鮮後期の王族。宣祖と仁穆王后の娘であり、永昌大君の姉である)までを除去しようとする。
新時代劇「華政」で光海君役を演じるチャ・スンウォン、貞明公主役を演じるイ・ヨニ。|THE FACT DB |
今回の出演についてキム・ジェウォンは「心から敬愛するキム・サンホ監督とまた作品作りができて本当に嬉しいです。ひよこだった僕を俳優として育ててくださったキム・イヨン作家、スタッフのみなさん。そしてこれから素晴らしい演技の場を作ってくださる先輩俳優、後輩たちと一緒に演技ができることになって感謝します」と復帰の感想を伝えつつ「環境と時間は変わるものですが、その時代を生きる人々の人間関係や感情の交流方法は、過去も現在も似ていると思います。『華政』で演じさせていただく仁祖を通じて、僕もいっそう成長することができるようにがんばります」と抱負を語った。
MBC新時代劇ドラマ「華政」は来る4月に放送する予定だ。
THE FACT|イ・ゴンヒ記者